質問から

>>都内に向かう電車の中で突然、強烈なイメージの写真が頭を突き抜けたから、
>>それを具体化するべく頭の中でまとめています。
この作業、どんな感じでやるのか書いていただけるとありがたいです。
お願いします。

先日の日記で書いたことに対してHさんから、こんな質問をいただきました。

もう自分の場合最初に出てくるのが漠然としたイメージなんです。
全然かたちになっていなくて。

それを忘れないうちに絵に描いてしまいます。
頭にイメージしたときは3次元。
というか4次元かもしれません。
なので平面にどうまとめるかってことが必要。
これは絵に描くことで、ある程度まとまってくるものです。
次にイメージを具体化するにあたり次のステップに進みます。
焦点距離や被写体までの距離。
光線状態や絞り、シャッター速度なんかを考えて考えます。

次に考えるのは、あてはまる撮影地を決めること。
撮影地に着いて「あつ、こんなアングルもあるじゃん」という誘惑に誘われることもあるけれど最初に描いたイメージを大切に大切にして脇目もふらず集中した状態でつくりあげていくように心がけることが大切だと感じています。
こうして出来上がる写真っていうのはかかる時間もエネルギーも相当なもので経費も覚悟しなければなりません。
かと言って他の撮影と一緒に行って撮れるものでもないから仕事とは切り離して考えています。
これが「イメージを優先させた写真」
他には、その場所まで行って、そこにある空気を感じ取り撮っていく「スナップ的要素の写真」
また車体が引き立つように撮る「記録的要素の写真」
それぞれに必要なピント、露出、構図の条件は異なります。
色々ありますが銀座鉄道では、この3つが融合したようなスタイルで構成しているので
そのあたりも見ていただけたらと思います。

ということでHさん
なんとなく理解していただけましたか?


幸せの富士急ハンカチ

「ハンドルにかかっているのは富士急ハンカチですか?」
先ほどSさんから、そんな連絡をもらいました。
Sさんの友達が気づいたそうです。

outaki913.jpg
▲これが昨日の写真。





ところで、どうしてこんな小さな写真で分かるんですか?





fujikyu703.jpg


はい、そうです。正解です。
富士登山電車ハンカチ@富士登山電車です。

集中力が切れかかった時に、このハンカチが視界の隅でヒラヒラ~っと靡いていると
「鉄道写真を撮るために、しっかり帰らなきゃ」って気を引き締められました。
何しろ自分の集中力は連続で18分しか持続できないっていうことを知っているので。
お守りってわけです。

こりゃ立派なカメラバッグだ

「おすすめのカメラバッグを教えてください」
セミナーやイベントなどの質疑応答で、時々訊かれる質問に、こんなのがあります。
この質問が実は一番難しいなぁ。
質問した方が普段どのようなスタイルで撮影しているか、荷物の量にもよって大きく異なるからです。

だから「最近、私はこんなバッグでこういう撮り方をしているよ」
という回答を用意するようになりました。
ところがバッグが増えれば回答も更新されていくわけで。
今回手に入れたバッグを説明しながら新しいスタイルの回答を更新させていただきます。

以前から大容量のウェストバッグが欲しかったのですが、なかなかいい物が見つかりませんでした。
カメラ用に関しては全滅で最終的に山用品からのチョイスとなるのは、いつものことです。

で、ようやく見つけたのがこちら。
ゴールドウィンが扱っているTHE NORTH FACEDAY HIKERというウェストバッグです。

b_9319871.jpg
▲巨大。

デカッ!
ここまで大きいとカテゴリーとしてはヒップバッグに属するといった印象ですね。
16Lと書いてあるけれどオーバー20Lとも思える大容量。巨大です。

市販の仕切りクッション材を使えばカメラバッグに大変身!
5D MarkIIに24-105mmを装着したものに加え70-200mmF2.8や300mmF4 を入れてもまだ余裕がありました。
さらにはA4ノートPCだってサクッと入ってしまうのだから余裕のよっちゃん。

b_9319874.jpg
▲ところで、よっちゃんって誰?

入るだけならばカメラ用でもあるにはあります。
でも大切なのは歩けるかどうかってこと。
理想は走りたくなった時に走れることだったりします。

さすが山用。
カーゴスペースが暴れないよう斜めに渡したベルトを調節すれば斜め前下方向にテンションがかかり全くと言っていいほど暴れません。
脅威の安定感です。
また機材を運ぶバッグでもうひとつ大切なのはペットボトルが外に収納できるかどうかっていうこと。
衝撃などでペットボトルが割れてしまったらバッグの中はプール状態なんてことになってしまいます。
そうなったら目も当てられません。
またコンパクト機もサッと取り出せる場所にポケットもあるし。
完璧だ。
b_9319872.jpg
▲装着感は素晴らしくウェストに食い込むこともありません。快適すぎです。

さらに三脚を装着できるベルト。
また、チョイ見えしている黄色いのがレインカバーでございます。
屋久島などで遭遇する突然の雨にもすぐ対応できるのは嬉しい限り。

b_9319876.jpg
▲体と当たる部分はもちろんメッシュのサラサラ。

スペアバッテリー、携帯電話、時刻表や地図などもしっかり収納できるのも便利で気に入ってます。
ウェストバッグといはいうものの普段は斜めにワンショルダーで使ったり付属のショルダーストラップで肩からかけたりといった具合に使えます。
山歩きしている時はウェストに使いますが、本当に素晴らしい安定感ですよ。
荷物が多いときは、さらにバックパック(リュック)背負うのですがウエストバッグがしっかりしているので、その上にバックパックを背負っても過重は分散されて凄くラクチン。

どなたにもお勧めできるバッグなのですが
今は生産されていないのかな。
だんだん残りが少なくなってきています。
THE NORTH FACEのwebショップではポイント10倍になってるけれど即納は黒だけ。
こういうのって出会った時がポチる時。
もう買えなくなってしまったりするものです。

現物が見たい方のために情報をひとつ。
御徒町にあるOD BOXのアネックスに赤いのがひとつありました。
愛用のカメラを持参して入れてみましょう。

レスポンス良好

鉄道写真に求められるカメラの条件とは?

今まで何度となく訊かれてきた質問のひとつです。

そのたびに考え色々喋るのですが
必ず出てくるのがレスポンス。
ここで言うレスポンスとはシャッターボタンを押して写るまでのタイミングのことです。
速さ。
反応がいいに越したことはないけれど安定して
毎回同じ調子でシャッターが切れるカメラって意外と少ないと感じています。

_MG_6520.jpg

「こんな写真が撮りたい」
そう考えたらどうしますか?
この時の自分としては車輌のキワが駅標ギリギリじゃなきゃイヤ。
ほんの少しでもずれちゃいやーんという状況です。

秒20コマの連写性能を誇るカメラでもムリなことは
鉄道を撮っていれば分かりますよね。

狙った一発にかなうものはありません。今のところ。
だから大切なのはレスポンスだと考えるのです。

現在使っている5D MarkIIは、かなり良好ですよ。
狙ったイメージから外れることはありません。
結果的に一枚で足りちゃうから連写性能なんて関係ないんですね。

でも、その前に撮る側が調子よくないといけないんですけど。
大切なのは目、指、呼吸などなど・・・
特に呼吸。

ゆっくり鼻から息を吐きながらというか
吸っちゃいないし止めてもいなくて自然に吐いている感じ。

息を止めちゃダメ。
スポーツと一緒です。
で、この時の呼吸って目が最高に見えているはずです。
さらには身体のレスポンスも最高。
身体に無駄な力が入らないから、いいことづくめなんですよ。

ほら、普通列車とかを撮るときはうまくいくのにSLやネタの大物を外してしまう方っているでしょう。
失敗の多くは力みすぎが原因だったりします。
力を抜くのって入れる以上に難しいものじゃないですか。
このあたりもスポーツと一緒。

肝心のシャッターを押す指は撮影前に準備運動。
これも大切です。
結局、何をやるにしてもスポーツと被るところがありますね。


っていうわけで話しは毎度のことながら、どんどんずれてしまいました。
でも、まずは呼吸。
今度の撮影でぜひ、お試しください。

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