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九十九里鉄道跡の探検で興奮!

用があって東金まで行ってきました。 いや、東金に用があったわけではないんですが、なぜか気がついたら東金だったわけで家から30キロ以内なのだから、まぁ買い物で遠出といったとこでしょうか。 そういえば「キドー」と呼ばれた九十九里鉄道は、この東金駅から出発していたのですね。 父の写真を見てからというもの、いつか行ってみたいと考えていたのですが、なかなか訪れる機会がありませんでした。 「今でも面影は残っているのだろうか。」 そんなことを考えるとジッとしていられません。 まずは駅に行ってみました。 跨線橋から見渡してみると、それらしき跡が見られます。しかし、どちらに向かって線路が伸びていたのか分かりません。色々想像をしてみるのですが手がかりになうようなものを見つけることはできませんでした。 「これはちょっと誰かに聞かなければ。」と思い市役所に向かうことに。 わけを話すと親切に色々と教えていただくことができました。 教えてもらった、だいたいの廃線跡を追っていくと、それほど苦労せずに辿ることができました。 廃線になってから何十年も経っているのに線路の跡というのは、すぐに分かるものですよね。 特に九十九里鉄道跡は、そのままになっている箇所が多いのです。 「かつて、此処に線路があってノンビリと走っていたのだろう」 様々な想像をしながら並行する道を進むのは南大東島以来。 すると、こんな橋が見えてきました。 しかーし、こんな日に限って、いつも肌身離さないデジタルカメラがありません。 持っているのは銀塩のお散歩カメラです。 フィルムを入れ三脚をたて、数々の儀式をこなしてから落ち着いてシャッターを切ったつもりでしたが興奮していたようです。絞り込みボタンを押すのを忘れてしまいました。 開放で撮影してしまったことになるので最初の1枚は真っ白になっていることでしょう。 その後は落ち着きを取り戻し、ゆったりと撮影することができました。 昔から旧街道が好きで、なんとなく狭くて古い家が並んでいると興奮するクセがあります。 そこから、どのような流れがあったのかを推理すると面白いんですよ。 何かの産業があり流通がある。それをどのような流れで運んだのか。また、どのような町並みで、どのような役割を果たす土地だったのか。 そんなことを考えながら見てまわるのは愉しいものです。 鉄道の場合、それはダイレクトに伝わってきますよね。 そうこうしていると駅の跡地らしきものに出会いました。 低いホームは、そのまま遺されています。 地名から判断すると荒生駅でしょうか。 ▲家に戻って「鉄道写真2000」を見て確認したところ、ここにある樹はない。廃線になってから生えたのだろうか。 ずっと続く田園風景の中を走ると、やがて東金市から九十九里町に入ります。 するとキドー道としてサイクリング道路に生まれ変わっているではありませんか。 忘れられないために。人の生活に役立つように。そんな意味があり生まれ変わっています。 先ほど見てきた東金市の野ざらし状態とは好対照です。 どちらがいいのか分かりません。 でも今日は、そこから先に進む気になれず家路につきました。 次は機会をさがして片貝方面を探索してみようと思っています。 ▲現在は、そのままの社名でバスを運行している九十九里鉄道。小湊鉄道と同じ配色なのは、なぜなのだろう。 しかし、吸いよせられるように九十九里鉄道跡まで来てしまったのにはワケがあったようです。 家で例の鉄道写真2000にある九十九里鉄道の記事を読むと最後の列車を運転したのは昭和36年2月28日と記されています。 思わず鳥肌がたちました。 ちょうど45年前の今日なんですね。 ちょっとフィルムを出しに茂原まで。と家を出たつもりが本屋さん、昼食、買い物と用事を思い出しながら少しずつ移動。 まさに呼ばれたような気がしてなりません。 雪の気配を感じるような寒い一日でしたが鳥肌がたったのは、どうやら気温だけのせいではなかったようです。
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仕事をするうえでの「目」。

今日は晴れたり曇ったりという写真を撮るには、とても難しいコンディションでした。 その中で「目」のことを考えました。 目でとらえた物に感動して写真を撮ろうとする。 目で確認しながら構図を考える。 目でファインダーを覗く 目で画像を確認する。 そしてプリントした作品を何度も見る。 このように目は撮影する上で重要な役割を果たしています。 いくら高性能なカメラに鋭い切れ味のレンズを持っていたとしても目が悪いとAFに頼るしかありません。 だから目が悪いことは、プロとして活動するうえで、かなりのハンデだと感じます。 これは、仲のよい友人にさえもあまり言えなかったことですが 実は生まれつき左目の視力が殆んどありません。 小学生の頃は視力回復というのに通ったりしていたのですが元々視力がないためか効果も現れず、そのまま今まで過ごしてきたという状態です。 幸いなことに右目は普通に見えるので日常生活は全く問題なく過ごすことができるのですが不便なことは色々あります。 極端に左右の視力が違うと良い方の目でばかり見てしまうため遠近感や立体感が乏しくなると言われています。 確かに真っすぐにボールが向かってくる球技は難しいものがありました。 それだけに写真は立体感、遠近感にこだわってしまうのかもしれません。 また、私のような場合、ちょっと特殊なようでメガネやコンタクトレンズを使っても見えるようにはならないので裸眼で過ごさなければならないというのが辛いところです。 しかし、はっきりとは見えなくても明るさぐらいは分かるので撮影中も左目は、しっかり開けています。 理由は2つ。 1つは動体を捉える上でファインダーの外にある物の動きを見るため。 2つめはバランスをとるためです。 昔、片目をつぶって片足でジャンプして、どのぐらい転ばずにいられるか。なんてやりましたよね。 あれと一緒で写真に大切な「平衡感覚を保つ」という意味でも両目を開けています。 写真を始めたばかりの方だと、どうしても片目をつぶってしまいますが、慣れてきたら両目をあけましょう。それだけでも必ずいい写真が撮れますよ。 普段の生活をするうえでも撮影するうえでも「良い方の右目がこれ以上視力が悪くならないように」と特に気をつかって過ごしてきましたが嬉しいことに、この1年で飛躍的に視力が上がってきたんです。 もう左目も普通の人並みに見えるようになってきているし右目なんか2.5以上あってブッシュマン状態。 それでいて近くのものもバッチリ見えるというベストなコンディション! パソコンに向かう時間は前より長くなってきているのに、この視力の向上はいったい何なんでしょう。 仕事で写真を撮るようになって、とにかく遠くの物をしっかり見ようという意識がそうなったのかもしれません。 しかし、何よりもパソコンで目が疲れる前に森の様子を眺めているのが良いのだと思います。 小さな動物や虫の姿をとらえたり葉のカタチを観察したりすることは面白いもので飽きることがありません。 このままいくと10年後には、どれぐらい視力が上がるのか楽しみでもあります。

ピントの芯と被写界深度は別物?

パンフォーカスは面白いですね。 被写界深度が広い広角レンズを使うと手前の物から遠くにある物までピントが合うので、色々な表現ができ、すっかりはまってしまいます。 ところがパンフォーカスで撮っていると「ピントの芯」が掴みづらいのです。 「えっ?パンフォーカスってピントの芯が全体にまわることじゃないの?」 それは被写界深度が広がりという意味で芯はまた別です。 ピントの芯というのは、どんなレンズでも、どんな絞りでも一点しかなく、それは信じられないほど細いものです。 だから「芯」と呼ばれるのかもしれません。 かえって300mmのF2.8で撮る方がピントの芯は掴みやすいもので広角レンズを使い絞ると全体的に何となくピントが合ってしまうので見つけるのは至難の業といえるでしょう。 「被写界深度の中に入っていればピントは合うか」 そこそこは合います。 「写るんです」などのレンズ付きフィルムにはピント調整ができない分、かなり絞った状態で撮影するので、ちょっと離れたところから無限までピントが合います。 でも、「そこそこ」ですよね。 光学性能、画質を無視してしまうという強引な見方をしてしまえば、あれと同じ状態になるのです。 手前にある標識から架線柱までを被写界深度内に設定して撮影したもの。 ピクセル等倍で見るとピントの芯が、いかに繊細なものかが分かります。 ピントの芯から手前:奥の被写界深度は演算があるけれど約1:2と考えて問題ありません。 ピントの芯が掴みにくく至近距離で動体を撮影する際には速いシャッター速度を余儀なくされる広角レンズ。 撮り手の腕がモノに出てしまうという緊張感はありますが、その分、うまくいった時の悦びは他のレンズでは得られないものがあります。 今度の撮影に、ぜひ持っていってみませんか?

えっ快晴?

「おはようございまーす」 宅配便の人の声に誘われて外に出ると快晴じゃありませんか。 「これは撮影に出るしかないでしょ!」と思いながら荷物を受け取ると 先日頼んだCFカードアダプタ。 私の持っているフォトストレージはCFカード専用。 これでSDカードもフォトストレージに保存できるようになりました。 購入元はトリワークスさんのメルマガです。 このメルマガを購読しているとデジタルにお得な情報がたくさん得られるので、おすすめです。 ところが、このお買い得情報は数量限定なので、すぐに売り切れてしまうのが怖いところ。 いい物を見つけたらすぐに注文。が鉄則となります。 さて、せっかく晴れたので、京葉臨海鉄道を撮影しようとしたのですが、生憎の曇天。 仕方ないのでヨドバシカメラに逃げ込むことにしました。 色々と揃えなくてはならない物もあったので。 するとプリンターが安いじゃありませんか。狙っていた機種が安いこともありゲット! 今度はadobeRGBをカバーしているので、より色が作りやすくなりそうです。 プリントって重要なんですよ。 印刷に回す時に最終的な色づくりはサンプルのプリントに敵うものはありせん。 だからプリント同封は良い印刷の最低条件になるのです。 いい物が安く買えてラッキ~! でも、まだつないだだけで、うまく使いこなせていない状況。 一刻も早く自分の色を作らなければ・・・ 撮影地に着くといきなり貨物列車がやってきたので、とりあえず撮影。 その後、仕事用のカットを何枚か撮影して今日の撮影が終わりました。

素晴らしい朝でした。

今朝の視聴率はどれぐらいだったのでしょう。 朝のゴールデンタイムは、TVをつけている殆んどの方が女子フィギュアを見ていたのではないでしょうか。 おかげで今日は何だかとてもハッピー。しかしその影響でバッテリー切れ。眠いです。 というわけで今日はバッテリーのお話し。 バッテリーが切れるとデジタルカメラは、ただの重たい塊になってしまいますよね。 愛用している1D-Mark2のバッテリーは容量もたっぷりあって寒冷地でも強いのですが、それでもやはり冬の撮影では夏にくらべ撮れる枚数も少なくなってきます。 ひとつでもバッテリーレベルを示すマークが消えるとセコくなってしまうのでマメに交換してスペアはポケットの中で温める。というのが普段のスタイルです。 ▲ケータイ、カメラのバッテリー、クルマの燃料は少なくなってくるとさみしい気分になるので、いつでも残りがたくさんある状態で撮影に臨みたいと思っている。 キヤノンのバッテリーチャージャーは一度に2つのバッテリーを充電できるので便利。 でも使いきらないでチャージすると一度放電してから充電することになるので結構時間がかかるのです。 さらに1つの充電が終わってから次のバッテリーが充電されるため夜に充電開始してから朝になっても完了されていなかったことがあり驚いたことがあります。 しかし、このチャージャー、実は裏ワザ(というほどでもないけれど)があるのです。 放電するのは電源がなくても大丈夫なんですね。 だからバッテリーが弱ってきたら、そのまま撮影地でチャージャーに装着して放電させてしまいます。 すると、いざ充電。という時には完全放電されていて充電タイムを短縮できるのです。 遠征先で慌てないためにも覚えておいて損はありません。 ▲最初に使った10Dの充電器は点滅から始まって最後は点きっぱなしが充電完了のサインだった。対して1Dは点きっぱなしから始まり点滅で完了。操作系だけではなく充電器のサインまで全く逆で、最初はミスしてしまった。充電完了だと思っていたバッテリーが10カットぐらいでなくなってしまい唖然としたことがある。 しかし、冬の撮影ということを差し引いてもバッテリーの持ちが悪く思えてきました。 それもそのはず。毎日のように電源を入れて、かなりの日数が経っています。 以前あるカメラのレビューをした際は5~10秒ほどのバルブ撮影2枚で2本の乾電池がなくなるということがあってビックリ。 書き込みされなかったらどうしよう。と焦りながら撮影した思い出があります。結局10分で20本の乾電池がカラになってしまい、ちょっと考え物だと感じました。 そう考えるとキヤノンのカメラとバッテリーって凄いなぁと感じてしまいます。

茶ガマ現る。

天気予報を見ると晴天は本日限りとのこと。 ちょっとおさえておかなければならないカットがあったので テストではなく仕事で物井~佐倉へと向かいました。 早く着いて列車待ちをしていたら踏切の音がカンカンカン。 「あれ?時刻表にのってないから貨物かな」 と思い振り向くと「あれれれれ?」 EF65-57 いわゆる茶ガマでした。 ここでは見たことなかったのでビックリ。 慌てて露出を合わせシャッターを切ったのですが最初から分かっていたら反対側にまわっていたのに。と後悔。 その後も、EF65-1041が来たりと今日は機関車に恵まれた一日でした。 。 そのわりには人の出も少なかったのが不思議です。 もしかしたら、あまり情報が出ていなかったのかもしれません。 ▲物井~佐倉の、このポイントでは架線が高いためパンタグラフが通常より高い位置に上がる。そのためバランスよく画面の中に配置するためには立ち位置を左側に引くのがコツ。牽引している貨車の数により微調整が必要。 普段デジタルカメラを仕事で持ち出す時はサブカメラが必要になります。 実際にメイン機が壊れて動かなくなったことはないのですが、やはり保険をかける意味でも、つい手元に置いておきたくなってしまうのです。 そのサブ機は、ただ眠らせておくだけでは、もったいないのでメイン機とは違う焦点距離のレンズをつけておくと、いざという時に役立つことがあります。 今回は70mm前後のレンズをメイン機につけていたためサブの300mmでカラスを狙いました。 ▲いつも踏切付近で戯れている2羽のカラス。 同じヤツなのだろうか。 列車が来る寸前まで線路で遊んでいるのを見るとハラハラしてしまう。 今日の目的でもあった「おさえ」の写真も撮れたので、一安心。 そのまま帰ろうとも思いましたが、こんなに天気がいいともったいない気もします。 しかし両腕に、シビレが出てきたので手持ちの撮影はちょっとムリ。 そこで三脚を出しました。 いつもと違う写真を撮ってみようと思いレールに対して直角に三脚をセット。 真横から流し撮りではなく止めてみようと思いました。 しかし直角って難しいんですね。 どうしても微妙にズレてセットしなおしたり苦労しました。 何とかセンターが出て撮影していると面白いことが閃き没頭です。 これは完全に趣味のもので仕事にはならないだろうと思いましたが納得のいくものが撮れ家に帰ると電話が2件。 今日撮影したものが仕事になっちゃいました。 タイミングって不思議なものですね。

新発見!

今朝は、いつもより少し早起きしてフィギュアスケートを観戦。 ちょっと元気がなかったオリンピックを最後に盛り上げてくれそうで期待大! しかし、つい撮り手の立場から見てしまうんですが本当に凄いカメラワークですね。 スノーボードクロスの中継も選手を追う速度が半端じゃありません。 「このままシャッターを切ったらどんな絵ができるのだろう」なんて考てしまいますよね。 そんなわけで朝から素晴らしい演技を見ることができて幸せ☆ コーヒーを飲んで自宅を出ました。 向かうは外房線です。 なんだか雲行きが怪しい。と感じリスクを最小限にと思い上総一宮あたりで撮影することにしました。 しかし空を見ていると徐々に明るくなってきています。 快晴を確信して南下することにしました。 勝浦付近のインカーブは草ボーボーだったので鴨川付近のインカーブへ。 以前お世話になった農家の方と再会して撮影開始! 怪我をしてから、まともに鉄道撮影するのは久しぶりです。 ちょっと感覚が掴めず苦戦しましたが何とかあと一回撮影に出れば完全復帰できそうです。 E257-500sr まだレンズを振るのは先になりそうなのでズームレンズが大活躍! 手のひらをズームリングに押し当てながら引いていくと掴んで回すよりスムーズにズーミングできるんですね。これは思わぬ新発見です。

ちょっと宣伝です。

今月の月刊カメラマンは2ヶ所に登場。 サンディスク・スペシャルレポートで登場しています。 広角レンズで撮ったE255の他、キハ201系、北斗星の写真が掲載されています。 また、白黒ページですが 「プロはどのように画像を記録する? RAW?それともJPEG?」という長い名前の企画にレポートしました。 こちらは夜の蘇我駅にてシャッター速度1秒で流し撮りした写真が掲載されています。 このページ、おもしろいですよ。 色々なジャンルの方々が、どのように画像を撮って、展開して保存するかが書かれているので参考になることは間違いありません。 またデジタルカメラマガジンは、いつもの「旬の被写体ガイド」に加え今月のスペシャル「プロに学ぶデジタル撮影塾」という企画に参加させていただきました。 いつも日記に書いてあるようなことから、さらに一歩踏みこんだところまで話しています。 従来の鉄道撮影からの応用編といった位置づけですので楽しんでいただけると思います。 どちらも今、書店に並んでいますので見かけたらチェックして下さい。 さて、いよいよ左腕の調子もよくなり物を掴むにも問題ないレベルになってきたので明日は久しぶりの撮影ができそうです。

お散歩写真

「いったい、お散歩でどんなの撮ってるんだ?」 ごく身近な友人たちから多くのメールをいただきました。 もう家の周りにある森の様子であったりブラリと立ち寄った駅であったり家の中にある小さな物であったり。 デジタルではできない絞りこんだ写真とかが楽しめてしまうので、ついマクロな世界に走ることも、しばしばです。 それからフォーマットの大きさを活かしたボケのある世界も楽しめますね。 35mmの場合、愛用しているフィルムは100円ショップで売っている コダックの200。 100円~?といわれそうですが品質的には全く問題ないどころか とても緻密な描写で気に入ってます。 先日、ある方に「ネガって絵が眠くない?」と聞かれましたが、そんなこともありません。 尖ったものは恐ろしいほど鋭く。 柔らかいものは、とっても優しく仕上がりますよ。 色も、ごく自然で彩度もこれ以上必要ないというレベルですので 「1箱なんでもいいからフィルムあげる」と言われたら ポジでもなく他のネガでもなく、これを選ぶと思います。 ▲以前の製品は「やはり100円」というフィルムだったが、これは少なくても写りの悪さをフィルムのせいにはできないレベルにある。 いつか時間がたっぷりとれるような時に自分で現像してみたいものです。 こちらの村井さんはネガで撮影して自分で現像しています。 だから撮影時に現像のことまで考えた撮り方ができるんですね。 鉄道はありませんが、とても参考になる写真ばかりです。

お散歩カメラ3

家の周りは森だらけなので、それこそ歩いた分だけ被写体が転がっています。 特に霧の中に太陽が差し込むと、もうたまらなく写真を撮りたくなってしまうのです。 そこで、どんな構図にしようかと考えると大体35mmサイズから、上下にはみ出してしまう・・・ 縦位置でもダメで結局、正方形で撮りたくなってしまうのです。 1×1.5のサイズで撮影しておいて後からトリミングすればいいのでしょうが、やっぱり撮影する時の楽しさからは遠ざかってしまいます。 撮る瞬間の楽しさを放棄してしまっては意味がないというもの。となると中判カメラしかありません。 中判というと大掛かりに感じる方もいらっしゃるかも多いと思います。 でもカメラは軽いしコンパクト。小さなバッグにもスクエアボディはしっかり収まるのが魅力。 これぞ究極の、お散歩カメラなのかもしれません。 元々中判カメラには興味はあったのですが、やはり一歩踏み出せない部分がありました。 でも和田さんのアトリエにお邪魔した時にハッセルで撮影した作品をたくさん見せていただいてから一気に虜になってしまったのです。 ▲ハッセルで撮れば溢れる光を表現できるのかと思いきや内面反射が凄くマルチコーティングのレンズをもってしてもゴーストの嵐になってしまった。「これは一筋縄ではいかない。」と思った瞬間ハッセルが楽しくなった。 和田さんの作品は色が素晴らしく、ありのままを写していながら感動を与えてくれます。 まだ、あんな風には撮れないけれど、いつかハッセルを自在に操ってみたいと思いました。 光を操らせたら真の天才だと思うので、ぜひwebでも感動の写真を公開していただきたいものです。 とプレッシャーをかけてみました。

お散歩カメラ2

前回の軽量モデルに較べると少々重たいけれど普段デジタルを使っているととても軽く感じられるのが35mmフィルムの一眼レフです。 ▲CONTAX RTS? コンタックスのカメラはご存知の通り過去のものとなってしまい今後の進化を見ることはできません。 でも常に「いい物をつくりあげたい」という気持ちは、どのメーカーにも負けなかったのではないか。と感じとることができます。 RTSリアルタイムバキュームシステム 例えばこの装置。シャッターを切ると「ハポッ」とフィルムを吸引して平面を保つというもの。 フィルムが10ミクロン浮くと理論的には1cmの「後ピン」になると言われていますが、それを突き詰めていった結果このようなシステムが完成したというのは凄いことですよね。 もう効果云々より、こういう考え方のカメラを使うということによって撮影モチベーションが上がってくるものです。 ▲「音」というのがカメラの購入するうえで、ひとつのガイドであると語る人は多い。ミラーの音、巻き上げる音、さらにこの吸気音が加わるといかがだろう。テクノロジーを独占できるかのような悦びが得られるのは贅沢なもの。 もうひとつ、このコンタックスのカメラが凄いのはコンタックス・ツァイスのレンズを使えること。 「当たり前だろ!」と言われてしまえば反論の余地なしですが普通に使えるというのは本当にありがたいことです。 今、デジタルではアダプターを介してコンタックス・ツァイスのレンズを使っていますが厳密に言えば無限は出ません。 でもオリジナル同士なら全く問題なく装着ができます。 その装着も全くガタがなく綺麗なもんです。 例えるならオリジナルキーの感触というのでしょうか。 後から作ったスペアキーというのは何だか引っかかるような感触が残りますが、そういうのがなく気持ちよくスッと入るんですね。 そして付けたらピッタリと密着して動かない。これはブレの原因がひとつ減ったことになります。 本来はそうあるべきなのに普通は新品のカメラと新品のレンズを装着しても必ずガタがでてしまうのは悲しいことです。 今まで、こんな感触をマウントで得たのは初めてだったので、それだけで感動してしまいました。 これは全ての操作に関して言えるもので、とにかくスムーズに適切に動くんです。部品の精度が出ているということなのでしょう。また同じような場所にあるボタンやダイヤルは、それぞれタッチを変えていて、そのタッチで間違えないように配慮されているのもいいことだと感じます。撮影中に操作しても間違えることはありません。 それでも他のメーカーの一眼レフと較べたら、やはり劣っている面はたくさんあります。 でも所有満足度。いや使用満足度といった方が適切かもしれません。 それは果てしなく高いものがあるということだけは間違いないと感じます。 ▲しっかりと塗装されたボディとレンズ。こういう満足度はクルマでも失われつつあるが実は重要なことであると思う。広角と中望遠の2つをつけて、それぞれ楽しんでいる。 普通2台のカメラを所有していると必ず個体差を感じるもの。特にシャッターのストロークには如実に現れる。 しかし少なくともRTSには、そのようなことがない。これも精度の問題なのだろうか。 どうしても、こういうカメラって保存機として残しておきたい。という気持ちになってしまいます。 でも使ってこそカメラだと思います。 普通に使っていれば傷もできるし壊れることもあるでしょう。 でも、使わなければこのタッチの違いや気持ちよさも得られないし何よりも撮影できないほどカメラにとってかわいそうなことはありません。 だから2台とも使い倒すつもりです。 さすがに仕事で使う機会はもうないと思うので本当にお散歩カメラになってしまいますが。。。

お散歩カメラ1

お散歩カメラはやっぱり手軽で軽量なのがいいですね。 「あっ」と思った瞬間に何も考えず撮影できるのが「お散歩カメラ」の条件だと思います。 だからデジタルよりもフィルムカメラ。それでいて、持っているとちょっと楽しくなって何か被写体を探してしまうようなカメラ。 私のお散歩カメラのひとつにEOS55があります。 「アイコントロール」という目視入力によりAFのポイントを設定するのが愉しいところ。 動体を撮影するに最良のように見えますが鉄道撮影をしようとしたらうまく作動させるのは至難の業でした。 色々な箇所を確認しながら撮影すると当然目線も動くのでピントが行ったり来たり。でも「お散歩カメラ」としては愉しい機能です。 ▲このEOS55は、ある方と物々交換したもの。 プロ用ストラップが付いていたので取り外してしまった。 以前あるインタビューを受けた時にライターの方とお話ししていてEOS5シリーズの話題になりました。 「EOS5系のカメラって、一般家庭や会社に常備されたモデルだったよね。」 常備型カメラとなったのは、アイコントロールのような男心をくすぐる機能と主婦でも使えるという操作性の良さ、軽量コンパクトな点が受けいれられたのだと思います。 現代の5系であるEOS5Dは、ちょっと価格設定が高いものの位置づけとしては、まさに「5」の血統だといわれており実際に使っていても、そう感じます。 スペックでは表せない「愉しいカメラ」であることは間違いありません。 ▲ワンタッチでパノラマ撮影が撮影できる。こういったギミックがあると実際に使わなくても愉しさ倍増!

1通のメールから

「今日の日記見ていたら尚敬の昔の姿を思い出します。 ベビーパールに映画フィルムを入れる装置(爪をつけただけですが)マミヤC330?を改造して誇らしげに説明してくれました。」 そんなメールをいただきました。 アドレスを見ると父の昔からの親友である吉木さん。 何度か父の書いた本にも登場しているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。 鉄道写真.com「素敵な人たちVOL8にも登場していました! 吉木さんは、たくさんの旧いカメラを大事にしていてキヤノンS?なんかも持っているという生粋のカメラ好き。 「最近は福岡に住む息子が親父のミノルタCLE貸して。なんて言ってくるんだよ」 どの家でもカメラ好き、写真好きは遺伝のようです。 そんな吉木さんが「デジタルカメラを使って撮影したい」と考えていることを知りました。 「5Dにしようか20Dにしようか、あるいは・・・・」 そんなことを考えていたようです。 私と父の意見は「まずデジタルカメラを使ってみて、どんな物か知って、それから考えればいいのでは」ということでした。 幸い私と父は使っていないデジタルカメラがたくさんあります。 デジタルカメラというのは凄い勢いで進化する一方、新製品は価格を抑えてくるものです。そのためヘタすると2年前の中古より新品の現行モデルの方が安いという実に不思議な現象が起こっているのです。 そんなわけで、売っても二束三文なら取っておこうと、いつのまにかデジタルカメラ博物館状態になってしまいました。 吉木さんに使っていただくカメラは何にしよう。1Dでは画像を拡大できないし重たい。また操作が独特なので入門機としては考えものです。 ということで、悩んだ末まずは10Dを先日お渡ししました。 しかし、嬉しいですね。 デジタルには、あまり興味がないだろうと思っていた方に興味を持っていただけるというのは本当に嬉しいことです。 ▲10Dはプロデビューの足がかりとして充分仕事をしてくれた。つや消しだったボディは使いこんでテカテカになり傷だらけだけれど画質は普通に本に掲載しても全く問題ないレベルにある。「デジタルを使ってみたい。」という友人たちに使わせて皆キスデジや20Dを購入してしまったという、いわばデジタル布教カメラとして現在活躍中。 そういえば以前、門外不出の「あるデータ」を見せていただいたことがあるのを思い出しました。 それは、あるアンケートでデジタルカメラを持つ方の年齢層や主な使用目的、撮りたい被写体などが表されているものです。 見ると圧倒的にベテランの層が厚いのに驚きました。 20代、30代は、ある程度想像がつくものの50、60、70代の方々がデジタル。 確かに地方を旅していると「写真を撮りながら旅してるんだよ。これがずっとやりたかったからね。」なんていう年配の方とお会いする機会が多くなりました。 クルマにはパソコンを積んで、我々と同じようなことをしていらっしゃる。 また○×会写真展なんていう、いかにもベテラン集団の同志展などを見ていると最近は、かなりデジタルの作品が多く見られるようになりました。 お話しをしてみると「今までは写真って特別なものだったけれどデジタルを使うようになり「自分も作品を創れるんじゃないかと思うようになったんです」という声を聞きます。 今後は益々、層が厚くなっていくと思われるデジタルカメラですが実は昨年あたりから「お散歩カメラ」としてフィルムカメラを持つことが多くなりました。 そのあたりのお話しは長くなりそうなので、また日を改めて。

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EOS5Dユーザー必見の完全ガイドです。

カメラのガイドブックとして大評判の完全ガイドシリーズですが 先日EOS5D版が新発売されました。 EOS5D完全ガイド EOS5Dを買った方はもちろん、これから買おうとしている方も気になる方も必見です。 当分買う予定のない方でも、こういうのって読み始めると危ないんですよね。 持っているつもりで読破した頃にはカメラ屋さんに走ってしまったり。 5Dに限らず全てのデジタルカメラユーザーのためになる情報が盛りだくさんなので本屋さんで見かけたらチェックしてみましょう。 私は大井川鉄道のC10を撮影して作例として掲載しています。 実は、この掲載写真、動輪に黄色い葉が1枚くっついているんですよ。 「下は紅葉してるよ」そんな主張をしているようで、いつもに増してC10が可愛く見えました。 この日は編集部の古谷さん、状況撮影をしてくださった写真家の佐々木啓太さんと一緒だったのですが2人ともSLを撮影するのは初めて。 濛々と煙をはきながら坂を登ってくるSLを見て「マジかっこいい~」「迫力~ぅ」と叫んでいたのが印象的でした。 SLって普段、鉄道に興味がない方をも魅了してしまう特別な乗り物なんだな。とあらためて感じてしまいます。 ここで提案。 SLを撮影に行く時は家族や友人を連れていってみましょう。 きっと楽しんでくれるに違いありません。 また、いつもと違う物の見方ができるかも知れませんよ!

レンズのマウントは、いつも綺麗に!

M42マウントのレンズを使っているとスクリューにゴミが溜まります。 デジタルの場合カメラのセンサーに付着してしまい大変な状態となるので何とかしたいところですよね。 せっかく綺麗な写真を撮りたいと思っているのに、これじゃ綺麗な写真を撮ることはできません。 今までは、ケガキ針やブラシなどで掻き出してブロアーで飛ばす。という面倒な割にイマイチすっきりしない方法をとっていました。 もっとラクに綺麗にする方法はないだろうか。 自分のエンジンを整備する際は全てのネジにダイスを通していました。トルクレンチを使い締める力を管理してもネジに汚れや錆びがあると、それぞれ違う力で締めてしまうからという理由からでした。 そのため、通常はネジをつくる時に使うダイスを通し綺麗にしていたものです。 「よし、その手で行こう!」 しかし、42ミリのダイスなんて持っていません。 なければ作ってしまいましょう! 今回、犠牲になったのはフォトスナイパーについてきたゼニット君。 ちょうどいい具合にすぐ外れそうです。 ▲KマウントとM42マウントと2つの顔を持つZENIT122S。マウントがスクリュー4つで変えられるというのは、好都合この上なし。M42マウントカメラのジャンクは中古カメラ屋さんにたくさんあるのでチェック! このネジ部に対して垂直に線を入れます。 糸鋸でもヤスリでもOK。今回は甲丸と三角のヤスリで試してみましたが、どちらもいい感じです。 ▲最近は100円ショップで何でも揃うので便利。バイスもヤスリもトレーも100円。それなりだけれど、ちょっとした工作なら充分。 いい溝ができたらパーツクリーナーでよく洗います。 エッジには切り粉が溜まりやすいので、取れない場合はブラシを使いましょう。 さて、M42マウントのレンズを机の上に置き今回作った特製ダイスをねじ込んでいきます。クルクルっとねじ込み反対方向に回すとココにゴミが溜まるという計算。 果たして効果は・・・? 期待していたよりゴミがゴッソリとれて感動! こんなの販売したら売れるかも。 売れないか・・・ 掃除したらエアダスターでシュッとひと吹きしましょう。 このエアダスター、安いのを買うと横にして使っている途中でエアーが出なくなってしまうことがあります。また超低温になってしまったりとトラブルがでるので、ちょっといいヤツを買うようになりました。 勢い余ってカメラにもシューッといきたくなってしまいますが絶対やめましょう。 これで壊した人を2人知っていますので。 そんなわけでスクリューマウントのレンズは全て綺麗になりました。 ん~気持ちいい! 難題の原稿から現実逃避している時って、なんでこんなに効率よく作業ができるのでしょう。 さて現実の世界に逆戻りします。

抜き打ちテスト

昨夜、日記を書きながらガマンできなくなりブレーキオイル漬けになったマウントの様子を伺うと綺麗に塗装がハゲていました。 そのまま徹底的に洗浄して組み付けましたが、やはり内面反射が気になりはじめたのです。 何が起こるか分からないので塗装しようとも思いましたが、また剥離しないとも限りません。 そこで一旦バラして、つや消し黒のテープを使い金属面を隠す処置を施しました。 本当は、あと3日ぐらい安静が必要だと言われましたが肘と手首に負担をかけないように注意しながら物井へGO! で一発目に撮影したものがコレ。 「なんだこりゃ」 もうボーゼンです。 開放だから出るのかと思い絞ると、このように・・・ うわっ とりあえず考えられること全部を試しましたが全くダメです。 ここで奥の手。 クルマの中からガムテープを取り出し手作りフードを作ってみました。 もう「これでもか!」と伸ばすと少しずつ改善されてきました。 しかし、反射光が入り込むと、もうダメです。 なんとか一枚撮れたのがコレでした。 正面は明るすぎるのでサイドのみですが。 ガンバレ! 調子が完全ではないので分からないのですが車体の微妙な曲線を表現しているあたりを見ると「さすがゾナー!」と思わせ期待させてくれます。 ただ、ゾナー慣れ(?)してしまったせいか、突出している部分も見られません。 しかし、この不完全な状態で推理しても、無意味なことでしょう。 症状を極楽堂さんに伝えると「もう一回調整してみましょう」ということなので送ることにしました。これは委託商品なのに親身になって相談にのってくださる極楽堂さんに感謝です。 しかし180mm~200mmというのは本当にキャラクターの違いがモロに出ておもしろい焦点距離ですね。 ▲左からアポゾナー200mmF2 ゾナー200mmF2.8 ジュピター6 180mmF2.8 手前が今回手に入れたゾナー180mmF2.8。同じ焦点距離でも全く違う描写が楽しめる。もちろん絞りこんでいくと、全く違うレンズのような絵になるため、それこそ無限大の世界が広がる。「どれが優れている。」というものでもなく、それぞれの撮影に合った使い分けをしてゆきたいもの。 実は今回もう1つのレンズテストがありました。 自分のEF80-200F2.8と父のEF70-200F4を取替えてみよう。ということで少しの間F4を使うことになったわけです。 まず驚いたのが軽いこと。これは強力な武器ですね。 しかし、そのまま撮るとF2.8ほどではないにしても、かなり硬調になってしまうので撮り方に工夫が必要だと感じました。 次への課題が山積み ▲久しぶりに、このレンズを使った。まだ感覚を掴めないため「赤潰れ」させてしまった。次に撮影する際は何とかしなければ。また被写界深度から外れたバラストや草に強いシャープがかかる。この処理も今後の課題。

展覧会のお知らせ

2006年7月27日(木)~8月29日(火)までの1ヶ月間 品川のキヤノンSタワーで展覧会を開催させていただくことになりました。 以前から、お話しをいただいていたのですが具体的な話になるまで私の方からはお伝えできませんでした。 ようやく昨日、打ち合わせの第1回目が行なわれ、様々なことをお話ししてきたという状態です。 展覧会のお知らせ ▲品川駅からキヤノンSタワーめでの道のりは実に気持ちよい空間です。 近所には撮影地が点在していますので撮影がてらどうぞ。 父も私も、「ただ写真を見ていただくだけでなく、本当の意味で皆さんに楽しんでいただきたい」と考えているので乞うご期待! なお展覧会終了まで期間限定のブログをつくりたいと思っています。 こちらは父が書き込めるようにしていくつもりですので、こちらも合わせてお楽しみください。 おそらく、そのうち広田尚敬撮影日記に化けてしまうものと思われますが 本当は、それが狙いでもあったりして。

傷だらけのゾナー その2

昨日の日記を見た知り合いの方々から 「どう?」「やっぱり凄い?」「早く作例アップしてよ」 というメールをたくさん貰いました。 「まだ付けてない」という返事を返すと 「今頃ホームグラウンドでテストしてるんでしょ。分かってるんだから!」 なんていう返信。 いや、本当にまだ取り付けていないんです。 というのも、先にもお伝えした通りの状態だからです。 ジャンクのM42カメラに取り付けてファインダーから覗く。 という手もありますが私自身「これはジックリ行こう。」という気持ちが強いからなのかもしれません。 念のためおことわりしておきますが中古レンズとは、こういうものです。 さらにマウントを介して使うわけですから様々なトラブルは当たり前の世界なんです。 そこで知恵を絞りベストな状態にもっていく。 というのが自分の場合最高に楽しいことでもあります。 さて、最初に気になったマウント部を外してみます。 4つのネジを外すと8つの穴が出てきました。 ▲ネジ穴を開けなおし太いネジに換えられた痕がある。オリジナルのネジ穴径を測ったら、どう計算しても重量に耐えられるサイズではなかった。これが最初から、もう少し太ければ現存するタマも多かったのではないだろうか。このように誰かが対処してくれたおかげで巡り合うことができたのだと思う。 カメラとの接点であるレンズ後端部がこれです。 ▲爪でこすってみるとパリパリと黒い塗膜が剥がれる状態。デジタルならではの心遣いが必要。 金属製のトレーにパーツクリーナーを入れワイヤーブラシ(真鍮製)でこすります。 同時に中の部分まで丁寧にこすりました。 この部分は内面反射にも問題ない部分だと思うのでゴシゴシ! ▲治療中の手に負担をかけないように・・・ それでも中の部分はカジッたような痕があり、なかなか塗装が落ちません。 そこで奥の手。 そう、剥離剤です。 しかし作業部屋を探しても見つかりません。 そこで登場したのがクルマやオートバイのレースに使われるDOT5のブレーキオイル。 ブレーキオイルなら何でもいいのですがDOT5というオイルはクセモノで一度開封すると湿度を含んでしまい使えなくなり、たくさん余っていたのです。 「なら捨ててしまえばいいのは分かっているんですが高価なものなので取っておいたのが、ようやく役立つこととなったわけです。 塗装面に付いて、せっかくペイントした塗装がハゲたという苦い思い出があるので逆手にとって剥離剤の代用としました。 どうせ使えないものだからドバドバ~っと豪勢に。 ▲本当は剥離剤の方が早い。その他代用できるものにはバッテリーの電解液、ガスケットリムーバーなど。ちなみに剥離剤はサランラップを上から被せると早く剥離できるというウラワザも。どれも肌につくと痛い薬品なので取り扱い注意! とりあえず、ネジとマウントをこの状態で漬けておくことにします。     つづく

「デジタルカメラを生かす鉄道写真」打ち上げ

東京堂出版から発売され好評の「デジタルカメラを生かす鉄道写真」ですが昨夜、打ち上げが行なわれました。 私は、殆んど何もお手伝いしていないのですが呼んでいただき色々とお話しさせていただけて楽しいひと時を過ごすことができました。 ▲担当の太田さんと、おなじみの梅原淳さん。 抜群のコンビネーションで今後も素晴らしい本が生まれていくことでしょう。 ドイツ料理もビールもおいしくて、すっかり酔ってしまったのですが記念写真を撮るためにカメラを構える時はなぜかパリッとするものです。 この写真を撮るために設定したシャッター速度は1/25秒。 その音を聞いた父は一発で「1/25だろ」と当ててしまいました。 ちょっと驚き! 1/25秒というシャッター速度は不思議なものでカメラのボディやレンズの材質の音がします。 樹脂であれば柔らかい音がするし金属の材質によっても高い音や鈍い音がするシャッター速度ですね。 でも人が撮っている音を聞いて、その速度を当てられる日が自分にもやってくるのか分かりません。 今回伺った東京堂は神保町すずらん通りにあります。 昔のすずらん通りからは想像もつかないぐらい綺麗になっているのが印象的でした。 私は御茶ノ水から歩いたのですが、素敵な建物がたくさんあり大学や楽器屋さんなどもあり、おいしい食べ物屋さんも数多くあり、素敵な街だと思いました。 「ここから何かが生まれる」 そんな街なのでしょう。

傷だらけのゾナー

85mmF1.4、 135mmF2.8 、180mmF2.8と言えばレンズの激戦区。 特に180mmという焦点距離に求められるものは数多くあるので、どのメーカーも常に力を注ぎ込むといういわば看板レンズでもあったと思われます。 いいレンズがあると、それをベースにコピーして製造販売することで様々なメーカーがレベルアップしたのだという話も聞いたことがあるのではないでしょうか。 ▲この被写界深度が180mmの証し。いったい何人の手に渡り、どんなシーンを見てきたのだろう。刻まれた文字が年輪のように色づいていく様を愉しみたいものです。 今回手に入れたのはゾナー180mm F2.8。 1963年のベルリン・オリンピックでヒットラーの命を受け開発されてから東ドイツの崩壊まで50年ほどの間、姿、形を変えつつ生産されていました。 これは1950年代のものと思われる180mm。 オリジナルのオリンピアゾナーの正常進化したものと考えてもいいようですが、このあたりの定義はわかりません。 名前よりも伝説よりも欲しかったものは「開いても丸。絞っても丸」の羽根でした。 ▲何枚あるのか分からない、美しい円を描く絞り羽根。写真が「ただ写っていればいい」というのではないので被写体に光がある以上自分としては特にこだわりたいパーツのひとつ。 早くカメラにつけてみたい!と思いましたが、そうもいきません。 旧いレンズを取り付けるにはチェックしなければならないことが、たくさんあります。 特にデジタルの場合は尚のこと。 マウントが黒く塗られている場合、この塗装が剥離してセンサーに付着したら大変です。 このレンズの場合、鏡胴とマウントが外れるタイプなのでアルミマウント部分を外して剥しきらなければなりません。 ▲マウント部の塗装は必ずチェックしたいところ。分解してみたら何度か補修した痕が見られる。 それは後日、手が治ったら作業することにします。 その他スクリューマウントのピッチに溜まったゴミなんかも要注意です。 これも一緒に作業することができそうですね。 そんなわけでデビューは少し先のことになりそうです。 ▲コレクターであれば敬遠してしまうであろうと思われる傷だらけのレンズ。考えてみれば50年もの間、観賞用としてではなく実用されてきた証明でもあるような気がするのは私だけだろうか。

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