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ありがとうございました。

1ヶ月続いた銀座鉄道ですが
本日、終了いたしました。

ご協力いただいた方々。
会場に足を運んでいただいた方々。
それから一緒に参加してくれた方々。
お土産を持ってきてくれた方々。
何度も何度も来てくれた方々。

本当にありがとうございました。
鉄道写真最高っ!
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2×2=4

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2テラ×2=4テラ。

ちょっと前なら夢のような容量ですが
現在は、ちょっと撮ればすぐいっぱいになってしまいます。
定期的に追加していかなければなりません。
高画素化は、いいことだけれど
インフラの整備は大変です。

それでいてHDDって、やはり安心感はないから
定期的にお引っ越し。
壊れる前に移せ。が鉄則ですね。

同時に撮り手も先を読まなければならないと感じています。
失敗のない写真づくりという方向にカメラは向かっているものの
腕の差は以前より確実に開いてきたのではないでしょうか。

腕がよければ、いい写真が撮れるわけじゃありません。
道具があれば、いい写真が撮れるわけでもありません。

それでも必要。

そんな世界になってきたんじゃないかと思っています。

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▲カードも容量だけでなく速さが求められる時代になってきました。

さてさて
1か月開催されてきた銀座鉄道ですが
この土日で最後となります。
最終の日曜日は17時で終了となりますので、ぜひ今週のお休みは銀座へおいでください。
お待ちしております。

※3D写真が後半、立体に見えなくなった。という意見をいただいております。
どうやら私が撮った新幹線からいつのまにか変わってしまったようなので確認します。
    ↑新幹線の写真に戻ったようです↑

もじゃもじゃアタックNo2

月曜日に、もじゃもじゃ君とともに長野に行きました。
「どこも暑いなぁ」
なんて話しながら信号待ちしていると
同じく後方で信号待ちしていたトラックが突然暴走。
ハイエースのリアゲートにアタックしてきました。

1トンの荷物を積んでいたトラックですから衝撃もヘビーです。
首を中心に背中や最近よくなってきた腰がまたドカーンと。
厄年に屈するわけにはいきません。
こんな時こそアクティブにね。

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病院から見える景色。
まるでリゾートでしょ。

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(のんではいけません)
はい。湿布は、できれば自分も飲みたくありません。

しかし例えそれが10対0の、もらい事故だとしても保険ですべてまかなえるわけではありません。
もじゃもじゃ君にも痛い思いをさせてしまうし
最高に便利なロケ車も当分使えないし身体は痛い。
積んであった自転車は傷だらけになるし壊れる。
なんだかんだ不便なもんです。
トクすることなんか何もありません。

まだ暫く暑い日が続きます。
何が起こるか分かりません。
皆さんも本当に気をつけてくださいね。

もじゃもじゃアタックNo1

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先日、品川で開催されている大鉄道博に行ってきました。
特大サイズの写真は思っていた以上に大きかったけれど
不思議なトリミングがされていて驚き・・・

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「こらっボク
だめだよ、そんなに乗り出しちゃ」


と思ったら同行の
もじゃもじゃ君でした。
彼はイベントを一緒にやってくれていて幼馴染。
その、もじゃもじゃ君が何を撮っているのかというと

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なぜかOゲージの線路上を走るネコバスだぁ。

流し撮りがうまくいかなかった彼は
「すみませーん、ここで停めてください」
だって。

そんでカシャッと。

イベントの時に電車を止めないでよ本当に。頼んだよマジで。


その後、会場から品川駅までは暑すぎて辿り着けません。
空気がユラユラと揺れているじゃありませんか。
もうお茶でも飲まなきゃやってられませんってば。
ってなわけでコーヒー。
と思ったら「このチョコパイってメチャ旨いんだぜ」
と、もじゃもじゃ君。
1ホールぐらい余裕で食える。とかテイクアウトでも持って帰りたいとか言っているので
騙されたと思って食べてみると

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全然ムリ!

半分が限界だって。
さっきは豪語していた彼も半分ぐらいでギブアップ。
もう若くないんだからさ。昔とは違うんだってば。

夢をつかまえよう。

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水を買うというのは避けて通れないことですが
普通、日本で水といえば水でしょ。
水は水。
でも「どっち?」って訊かれるんですね。
普通の水とガス入り。
この単語が分かりませんでした。
「カーボネイテッドウォーター」「アン・カーボネイテッドウォーター」という英語もここでは通じなかったから「シュワシュワ~♪」で何とか乗り切りましたが今度行くときは調べておかなきゃね。
でも、このガス入り。乾燥しているからなのか本気で旨いんです。
普通の水なら、どれだけ飲んでも満たされずゴクゴクいっちゃうけれどガス入りは少し飲んだだけで癒されるし不思議なことにぬるくても旨いと感じるから時々飲んでました。

また、どういうわけか「ここ、いいなぁ」と思う撮影場所にはヘビがいたんですよ。
それも特大XLなり。

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最初いこいつを見たときはツチノコだって思いましたよ普通に。だって真ん中が膨らんでるんですから。
たぶん何かを丸呑みしたんでしょうね。
岩の下や石の中に潜んでいるようなので毒があるのか僕には分からないけれど、おっかない顔してたし注意してください。

あと、もうひとつ。
始発駅ヴィルダースヴィルには、いくつかレストランがあります。
その中に一見イタリアン。中に入ると「えっコリアン?」という不思議なお店がありました。
テラスからはBOBや今、撮影しているSPBが見えるし最高なのです。

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しかーし
麺が「これでもか!」というほどソフト・・・

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2回行って2回ともスーパーソフトだったので
行かれる方は「バリカタで」と注文することをおすすめします。


さてさて、そろそろSLが再び登ってくる時刻になりました。
「煙が出ないなら場所を変えようかな。」
とも思いましたが最初に描いたイメージを貫くことに決めました。

必死で坂を登っているSL。
カーブを曲がりキツい坂にさしかかりました。
ここでモクモクと煙が。
被写体までの距離は遠いけれど
機関士さんたちが、こちらを見て満足そうにしているのが分かります。
言葉は交わせないけれど通じているものは言葉以上に強い。
そんなことを思いながら写真を撮りました。

そんなこんなで
最高のスイス旅を楽しむことができました。
今回、旅のコーディネイト&サポートをしてくださったスイス政府観光局さん。
しっかり使える旅用三脚をつくってくれたベルボンさん。
いつもタフな大容量メモリーカードをサポートしてくださるサンディスクさん。
最強カメラを使わせてくださるキヤノンMJさん。
常に世界一のCPUを搭載したパソコンを組み立ててくださるAMDさん。
撮り手のクリヤーな視界を約束してくれたサングラスのまついさん。
それから
ユングフラウ鉄道グループ 鉄道員の皆さん。
本当にありがとうございました。

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帰国後のことです。
たまりにたまった仕事を片づけながら
「うわマジでスイス最高によかったなぁ。また行きたい~」
なんて悶えていると、そこに一本の電話が。

「広田くん、どこでもいいからヨーロッパ行ってきていいよ」
という内容です。
「今はスイスに行きたい」
「じゃ手配しましょう。しっかり楽しんできてください」
とのこと。
おりゃー来たぞ!

願っていること全てが叶うわけじゃないけれど願っていれば、いいこともあるもんですね。

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まだまだ写真も伝えきれてないこともたくさんあるので
9月25~26の2日間ここで喋りまくります。
詳しいことが分かり次第また告知しますね。

シーニゲプラッテ最高2

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さてさて。
SLが山を降りる前に以前から決めていた地点までトレイルラン。
ここ本当に気持ちいいトレイルです。

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▲これだけ気持ちいいと歩くのはもったいなく感じてしまうから走るです。

見通しがよく適度なうねりがあり基本的にシングルトラック。
高速コーナーありスイッチバックありドロップオフあり。
そういえば最初ここを訪れた時は急ぎ足で歩いても心臓バクバクだったけど今は普通の心拍数がキープできるようになっています。
そんなわけで返しのSLに余裕で間に合い撮影も最高の仕上がりになりました。

SL走行は年に数回。
走るときは1日2往復。
午後の走行までは時間があるのでレギュラーの可愛いらしい普通列車も撮影しています。
こうやって同じ場所に居続けて撮影する人が珍しいのかキャンディが行き渡って「日本人が撮影に来てるぞ」っていうのが知れ渡ったのか運転士さんも車掌さんも何かしらのアクションをしていきます。

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だから高原の中ひとりぼっちで居ても寂しい気持ちにはなりません。
バックトゥザフューチャーのドクに似た駅員さんも優しいしツーリストも分かりやすい英語でガンガン話しかけてくれるしハッピーな気分で撮影を続けています。
もっと英語を勉強しなきゃ。
フランス語とドイツ語も覚えたらもっともっと楽しくなりそうだ。スペイン語の延長で何とかなりそうだということも分かったし、いっちょ頑張ってみよっかな。

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▲ドク。色々と気を遣ってくれて本当にお世話になっちゃった。とても優しくていい人。

そうそう、先日の日記では「どこにでも水飲み場がある」なんて書いておきながら、ここシーニゲ・プラッテ鉄道は途中に水飲み場が全くありません。

そのため、あらかじめ入手しておく必要があります。
乗換駅のヴィルダースヴィルにはスーパーがあるし、その前には水飲み場がありました。
多めに持っていきましょう。ちなみに終点駅売店で水を買うとメチャ高いです。途中にあるドクの駅で買うとメチャぬるいです。
それでも面白いと思ったのは結構、買う人が多いということ。これから下山という人も多めに買うんです。
1本は、その場で飲み1本は持って帰るといった具合。
麓まで行けば冷えた水が安く買えるのに。
これは「楽しかったから遊んだ分、感謝の気持ち」という意味合いがあるらしいのです。一人に訊いたのだから全ての人がそうなのか分からないけれど。
これって素敵なことだと思いました。

そう考えるとドクに、おまけしてもらって喜んでいる自分って・・・
と少し複雑になってしまいました。

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もう少しつづく。

シーニゲプラッテ最高1

以前、日記で書いたおみやげシーニゲお天気よさげをベースに書き足し写真を加えてアップしようと思います。
ボリュームが多いから2つになっちゃうかな。




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シーニゲ・プラッテ鉄道(SPB)は始発駅、中間駅、終点駅と3つの駅を結ぶ登山鉄道です。

山頂方向に向いて座ると背中に、かなりの体重がかかりダイエットを考えてしまいます。
また麓方向に座っていると、ずり落ちてしまいそうになるのだからどれだけの勾配っていうのも体で感じることができるってもんです。
そんなシーニゲ・プラッテ鉄道に今日は珍しくSLが走るということで走行前の準備から撮影させていただくことになりました。
あのボイラーがクラウチングといって前傾しているSLです。
テレビなどで見たという方も多いのではないでしょうか。

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▲急勾配で走行時にボイラーが水平になるよう設計された蒸気機関車。この姿にクラクラきちゃいました。

実はワタクシこちらにワイロ お土産を持ってきていたので
手があいた隙をみて機関士さんに手渡しました。
中身は鉄道博物館のキャンディ。
色々な車両の姿が包み紙に入っている物なのですが頂き物のおすそわけです。
これに凄く喜んでいただけたのか信じられない出来事が。
「中間駅から頂上までコックピットに入れてやろっか」ですって。
実は中間駅で降りて走行写真を撮ろうと思っていました。
でも、こうなったら作戦変更するでしょう。またとないチャンスですから。
撮影旅を締めくくるサプライズにテンションも最高潮の気分上々!
スーパーワイドレンズが大活躍しました。

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▲色々楽しませてくれようと大サービス。スイスの鉄道員は皆さん、いい人ばかりだけどシーニゲプラッテは特に最高。

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▲トンネルでは火花がパチパチ飛んでくる。機関車が勾配の下側につく数多い理由のひとつ。

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▲Canon S90でも撮影したけど、このカメラなかなかやる。

実は今回、撮影しようと考えている場所があります。
「2回目の走行は、ここで撮るつもりだ」
と言うと「ここじゃ煙は出ない。何故なら登るだけで精一杯だから」
とのこと。
完全燃焼してしまうのでしょう。
「それでもいいから、ここで撮る」
と頑固ぶりを発揮しました。

写真はもちろん、せっかくの機会だから動画も回しましたよ。
EOSでよかったな。
ただ動画を回していても機関士さんと機関助手さんはジョークが止まりません。
もう、そのまま回し続けました。
この時の映像は後日、某所で公開できそうです。

やがて頂上に着くと、お土産キャンディの袋が開きました。
機関士さんが説明しながらスタッフに配っています。
やはり蒸気機関車が人気でした。
ちなみに女性車掌さんは紅いELをチョイス。
「だってウチのラブリーなELに似てるでしょ」
そっか、たしかに。
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▲赤い機関車は側面が丸窓仕様。よく見ると少しずつ違う。

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シーニゲ・プラッテの箱型電気機関車は最高にかわいいです。
何台いるんだろうか。色のバリエーションは緑と茶色。激しい赤に極めつけは国鉄色!

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▲この配色だけで、やられちゃう方は多いんじゃないかな。ほらね、日本の鉄道ファンが行っても萌えるって嘘じゃないでしょ。

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▲あっリンゴ食べてるし。


つづく

物静かな青年に何てこと言うの

今回のハイライトはクライネ・シャイデックだな。
そう思っていました。
WABの右線&左線。そしてユングフラウ・ヨッホに行く線の3線が見えるポイントということもあり撮れる本数もハンパじゃないし絶景だし。

それに較べて、これから行く2つの路線は地味というか。
行き止まりの盲腸線だし運行距離も短いから、また昨日までとは違った写真が撮れそうです。 

とりあえずBLM線に行ってみましょう。
2泊したクライネ・シャイデックをWABの右線で降りてゆきラウター・ブルンネンで乗り換えます。
ところで、このラウター・ブルンネンという駅。
実はものすごく気になるのです。
何が、どうってわけでもないのですが。

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至って普通の駅だし絶景というわけでもありません。
それなのに心のどこかに引っかかるものがあるのです。
「もしかしたら自分はここで生まれて日本に引き取られたんじゃないか」
おそらく王子様で双子の出来がいいほうを日本に避難させたんだろう。
そんなことまで考えたのですが
自分の顔は昔の父親そっくりと言われているし・・・
そんなことはないようです。

そこで訊いてみたところ駅名に秘密がありました。
LauterBrunnenn。
Lauterは音量が大きい、やかましい、煩い。ラウドの意味のようです。ふむふむ。
そしてBrunnennは泉。

あっ!

このラウター・ブルンネンって「やかましい泉」の意味だったんですね。
山から、この麓に滝が落ちてきており凄い量の水が湧くそうで
泉が至るところにあることから名前がついたとのこと。
この物静かな青年に対して、よく言われる言葉がスイスまで着いてくるとは恐るべしスイス!

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▲STAUBBACHの滝。物凄い量の水は風になびき宙に舞う。それが埃に見えることから名前がついたらしい。

そんなわけで気になる理由が分かりすっきりしたところで、まずはゴンドラに乗ります。
以前はケーブルカーだったようですが最近ゴンドラに変わったらしく下を見ると跡が見えてきました。

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このゴンドラは速いですよ~
凄い勢いで昇っていくから、すぐにグリッチュ・アルプに到着。
ここで電車に乗り換えです。

この電車。これまた可愛い。
トロッコをくっつけているのが、また健気で可愛さ倍増です。

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ちなみに、この箱トロはミューレンの街まで物資を運ぶためのもので常時接続しているみたい。
この鉄道にもハイキングコースが沿っているのですが周辺の鉄道より広い道幅が特徴です。
だいたい1時間もあれば終点まで歩けてしまうから4~5kmほどなのかな。
正式な距離は分かりません。
未舗装ながらも砕石が敷き詰められていて締まっているから車椅子でハイキングを楽しんでいる人もいました。

途中で小川を発見。
看板を見るとSTAUBBACHと書かれています。

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▲この看板を見てスタバだと思ってしまったのは内緒のお話し・・・

先ほど見た滝の源流なのでしょうか。
触ってみたところ、とても冷たかったので
ホテルの朝食で失敬してきた果物をジップロックに入れて川につけておきましょう。

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歩いていくと途中には、こんな親切な看板も。

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どこに、どれだけの時間がかかるか分かりやすく書かれています。
のんびりペースで歩くと本当にその通りの時間で着きました。
また日本では走っていても肩身の狭い思いをする自転車登山ですが
国がしっかりサポートして案内も立派なもの。
犬のトイレ用袋もあるし、その下にはゴミ箱も。
これって凄いことです。
定期的に捨てているわけですから。
だからスイスでゴミが落ちているのを見ることは殆どありません。
日本もこうなればいいのにね。

しかし、このミューレン線。
実にいいんですよ。まさにローカル線という感じがして。
緩やかなS字を描きながら、のんびりと走っています。
撮りながら歩きながら、また撮る。
僅かな距離ですが、それでも絵になるポイントは数多く存在しています。
俯瞰できるところもあれば目線の遠景もあるしハイキングロードから外れれば寄れる場所もあったりして。

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でも、ひとつ注意しなければならないことがあります。
それははりめぐらされたワイヤー。
このワイヤーは牛が線路内に入らないようにするために電流が流れています。

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一部ではソーラーが使われていたりしてエコですね。
後で知ったのですが父は触れてはいないものの接近してビリビリッときたようです。
幸い身体も大丈夫でカメラもメモリーカードも問題なかったようですが
1度のみならず2度までもビリビリっときたと言うのだから何と言うか。

そう、メモリーカードで思い出したのですが
登山電車ってモーターが強力なので床にカメラやメモリーカードが入ったバッグを置かないようにしてくださいね。磁石もまた強力ってことです。
運が悪いと一発でデータが消えてしまうので注意が必要。
これで消えてしまうと物理的フォーマットがかかり
再生はほとんど不可能だということです。
日本では、よく箱根登山鉄道でデータが消えるという話しを聞きますが、やはり登山鉄道恐るべし!

さてさて。
先ほどの小川が見えてきました。
本日のランチは・・・

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キンキンに冷えています。
超グレート旨っ!


この線は個人的に凄く気に入りました。
観光の拠点として理想的なグリンデルワルトからは遠くて乗り換えも多いから不便な場所でもあります。
それでも行ってみる価値は充分すぎるぐらいにあると感じました。
始発駅と中間駅、そして終点と僅か3駅ですが
その中に「素敵」が、おもちゃ箱のように いっぱい詰まっています。

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ヨッホでワッハッハ

こちらの地図を見てください。

※クリックで見やすくなります。
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画面下にあるKleine Scheideggから上に向かって線が伸びているのが見えるでしょうか。
これがユングフラウ・ヨッホに向かう線路です。

Eigergletscherまでは実線。そこから先は点線。
点線って、まさか。
こんな山の中をトンネルが掘れるわけないし・・・
なんて思っていたら本当に掘っちゃったんですね。
それも100年前に。

というわけでユングフラウ・ヨッホまで各駅停車の旅といきましょう。
まずはクライネ・シャイデックから乗車です。

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▲こいつ本当にかわいい。こんな可愛い電車が急勾配をグングン登ってしまうのだから恐れ入る。

アイガー・グレッチャーまでは基本的に地上走行。
外から見ていたより勾配がずっと急であるのが印象的でした。
駅の近くには、こんな顔のラッセル君が居ます。

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(許可を得て車庫内にて撮影)
時々整形塗りなおすみたいですが次に来るときは、どんな顔をしているんだろう。
これが山に潜るトンネルの入口です。

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このあたりから草も生えない高さになってきます。
300mほど登っただけなのにクライネ・シャイデックと較べて酸素が薄いと実感せずにはいられません。

つづいて、ゆっくりと時間をかけながらアイガーウァント駅、アイスメーア駅と続きます。
この2つの駅は外に出ることはできません。
ホームから窓越しに外の氷河を眺めることができるのです。

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登山家しか見られないような景色を電車に乗って眺めることができるのですから粋な計らいですね。
ちなみに、この2つの駅は往路しか停まりません。
10分ほどの停車で時間をかけることによって高山病になるのを少しでも防ごうという意味もあるようです。
標高は、それぞれ2865mと3160m。
富士山にも登ったことがない私にとって飛行機を除けば初めての高さです。

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合計1時間弱でユングフラウ・ヨッホに到着しました。
まずは外の空気を吸おうと思いデッキに出てみると・・・

どういうわけか加齢臭カレーの匂いがしました。
地下にインド料理屋さんがあるのですが
その匂いのようです。
もうちょっと工夫してくれたらいいんですがね。
それでも、ここからの眺めは絶景であることに変わりはありません。
「いや~凄いところに来ちゃったな」
ここで海外の青年から声をかけられました。
「写真を撮ってくれないか」
「もちろん」
縦と横2カット撮ってあげたところで
「もしかして日本の方ですか?」
と流暢な日本語が彼の口から飛び出してきました。
「えっ、びっくり」
「ぼくハーフなんです。」
「おれ、どこの国の人に見えた?」
「最初は日本人かと思ったけれど一人だったから違うと思って。」
「そっか。一人で居る日本人はあまり居ないもんね。この中じゃおれと君だけだ」
なんだか急におかしくなり2人で大笑いしていると急に酸素が薄くなってきたようでフラフラしてきました。
とりあえず写真を撮って撤収~
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▲なぜか、こんなポストがありました。

帰りの電車は出発するや全員寝ています。
海水浴の帰り道みたいにダルく眠い状態が続くのは私だけではなかったようです。
しかし普段できるだけ進行方向に向かって座ることが多いのですが
この路線に限っては後ろ向きのほうがいいかもしれません。
というのも急勾配を降りてゆくのでお尻が前に滑って落ち着かないんですよ。
こういう経験も初めてでした。

クライネ・シャイデックには2泊しましたが
両日とも素晴らしいご来光&夕焼けを見ることができました。
山々が紅く染まっていく姿は感動です。
鳥肌が止まりませんでした。

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いいなぁ、このエリア。

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初日に短い時間ではあるもののクライネ・シャイデックに来ました。
クライネ・シャイデックをそのまま訳すと
「小さい峠」
という意味だからナメていた自分を呪いましたよ本当に。
実際には2061mという高地だけあって息苦しく
普通に過ごしている分には問題ないのですがベストなアングルで撮りたいじゃないですか。
そんなわけで歩き回でしょ。
すると、もれなく息が上がるという状態。
当然ながら頭の回転も鈍くなってしまい限られた時間でベストな写真を撮ることはできませんでした。
ただ写っているだけって感じで。

「これじゃ観光写真じゃん」と凹みましたが
こういった日記では、そんな写真が役にたつのだから消さなくてよかったのかもしれません。

でも人間の身体って順応するものですね。
初日に泊まったインターラーケンは標高567m。
昨日泊まったグリンデルワルトは1067m。
今いるクライネ・シャイデックは2061m。
少しずつ宿泊地の高度をあげてゆくことで身体が慣れてきたようです。
この日はハードに走っても息があがることはありません。
いつでも集中できる状態に仕上がってきました。

眺めは最高だし空気はおいしいし駅も気に入りました。
この場所に2泊できるなんて夢のようです。

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ここクライネ・シャイデック駅はWABの右回り、左回りの線が出会う場所。
つまり終点です。
頂上のユングフラウ・ヨッホ駅まで行く線の乗換駅ということもあり
3線が集中する場所だから、もう撮り放題。
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▲山の上に突如現れる駅。車庫は山の中をくり抜いて作られているため外観はそれほど自然のムードを壊していないのが特徴。それでもラッシュ時には「これでもかっ」というぐらい車輛が出てくるから見ていて飽きない。画面左の方にいる黄色い電車はWABの左線。

各線30分に1本ぐらいの運行なんですがハイシーズンということもあり朝の観光ラッシュアワーでは続行に次ぐ続行だから、その本数は凄まじいものがあります。
30分に3本。それが3線ということは30分に9本。
山手線なみじゃぁありませんか。こんな山奥なのにね。
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▲こちらはWABの右線

駅から歩きながら撮影地を探します。
どこからでも絵になってしまう絶景。
それだけに慎重にならなければなりません。
気を抜くと、あっという間に「撮らされた写真」を量産してしまうものです。
被写体のパワーが大きければ大きいほど。
いつも授業やイベントなどで言っている「構図は点じゃない。線と面の動きを・・・」
という普段は自分が思って説明している言葉を自分で思い出しながら撮影してきました。
結果的に「うん、間違っていないなぁ。」なんて再確認。

それでも撮っていると不思議な現象が起こってきます。
日本で普通だったことが当てはまらないんですよ。
パラメータとか色温度とかレンズの特性とか。
基準値も振り巾も、それまでのデータと印象を一度捨てて組み立て直さなきゃなりませんでした。

不思議な現象という点では、もうひとつ気づいたことがあります。
それは高い場所では感覚がパワーアップするということ。
信じられないほど遠くの声が聴こえるし遠くの物がしっかり見えます。
また匂いにも敏感になるんですね。
遠くに咲いている花の香りが嗅ぎ分けられるようになります。
ハイカーのザックに入ったランチの中身まで当てられるぐらいですから、ちょっとビックリですよね。
今になり冷静に考えてみると高地では空気が乾燥して澄んでいること。絶対的な情報量が少ないこと。
そんな要因からなのだと思いますが
普段では決して味わうことができない超感覚はちょっと面白いものでした。

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▲WABの左線。

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▲森林限界を越えたあたりから常識が変わることも。新しいデータがとれたのは、いい経験になった。

このエリアは本当に最高です。
クライネ・シャイデック駅からアイガークレッチャー駅までは特に撮影地の宝庫でした。
おいしい水も湧いているし一週間いても飽きないだろうな。




とことん遊んでる。

このあたりの終電は18時頃。
それだけ聞くと「そんなもんか」と思っていましたが
日没は22時頃です。
つまり終電といってもトップライトなんですよ。
終電が終わってから素晴らしい光に包まれてくるのは実に惜しい。
「今この瞬間に電車が来たらいいのになぁ」
そんなことを頻繁に考えてしまうのです。
この日は標高1067mのグリンデルワルトのホームに建てられたホテルを予約していたから
尚更そんなことを考えることも多くなりそう。

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▲画面の左側にあるのがホテル。ホーム側の部屋じゃなかったのが残念・・・

BOBからWABに乗り換える駅で同一方向に列車が入るから終着駅やスイッチバックの駅みたいに
コの字型のホームで構成された駅です。

ここで初めて気づいたのですが終電に乗って頂上に向かって行く人が多いんですよ。

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しかも大きな荷物を背負った人やMTBを持った人たち。
登っていっても帰りの電車はないから
「どこかに泊まるのかな」なんて考えていました。

さてさて。
今日はサッカーのワールドカップ。
時計に目をやると、既に結果は出ている時刻です。
それでもチェックインをしている最中もバーの方から
「頑張れ~」なんて声が聴こえてくるじゃぁありませんか。
あっ日本語。
というわけで私もバーにお邪魔することに。

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ドイツ語の実況と解説だから何がどうなっているのか分からず
近くにいた方に訊いてみると延長戦でも決着がつかなかったとのこと。
「今からPKが始まるよ」
結果は皆さんご存じの通り残念な結果に終わってしまったものの
海外で日本人の方々と一緒にドイツ語の放送でサッカーを見ることができたのは
忘れられない思い出になりました。
何年かして「あれ?スイスに行ったのって、いつだったけ」と分からなくなってしまっても南アフリカのワールドカップがキーワードになって思い出すことができそうです。

それにしても勢いだけで時差ボケを乗り切ってきたものの疲れが出てきました。
「今日はゆっくり休むぞ~」
と部屋に入るとベッドには、こんなチョコが。

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ツインの部屋だったので2つゲットです。
普段、甘いものを食べることはあまりないのですがスイスのチョコは本当においしいので幾つでもOK。
肥りそうだけど歩いてるから大丈夫かな。
なんて思いながら窓を開けると先ほどのスコールは晴れており山々がよく見えました。
さらによく見ると多くのパラグライダーが空を舞っています。
また地上に目をやると、これまた多くのマウンテンバイクがダウンヒルを楽しんでいるのが見えてきました。
先ほどの終電で上に上がっていった人たちでしょうか。
あの大きな荷物はパラグライダーだったんですね。
皆さん会社が終わってから電車で上に上がり楽しみながら降りてくるようです。
サマータイムが有効的に使われているってことなのでしょう。
日本の場合、何度かサマータイムが導入されたこともあるようですが
定着しませんでした。
こんな風に「遊び」を楽しむフィールド。それから遊ぶ気持ち。
そんな2つがあれば、また変わってくるのかもしれません。

翌朝は部屋のバルコニーから撮影しました。

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こんな景色が部屋から見えてしまうなんて凄い!
こちらのホテルに泊まる際はホーム側じゃなくて山側が最高です。
さっきと言ってることが違うけど・・・

ちなみに、このグリンデルワルトという街は
お店も多くて日本語の観光案内もあるそうです。(後で知ったのですが)
モンベルもあるから山歩きで忘れ物があっても大丈夫。
ベースとしては便利な場所だと感じました。
また駅の近くにあるコープも色々な物が見られて楽しかったな。

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次は旅のハイライトになりそうなクライネシャイデックに向かいます。

右回り?左回り?選べるって凄い。

このユングフラウ鉄道。
徐々に高度を上げながら最終的にはユングフラウヨッホという駅まで行くことができます。
ユングフラウヨッホの標高は3454m。
富士山の頂上と同じような高さまで鉄道を使って楽々行けちゃうのだから凄いことです。
しかも何か荷物を運ぶという使命があったわけでもなければ生活路線というわけでもありません。
完全に観光用としてつくられたものです。
それも今から約100年前ですよ。
日本では明治と大正のちょうど境目という年になりますね。
そんな頃に、こんな壮大な計画。だけでなく実現させてしまったのだから本当に凄いとしか言いようがありません。

では徐々に標高を上げていきましょうか。
まず出発地であるインターラーケンからはBOBという路線に乗ることになります。
BOBとは、この地域ベルナー・オーバーラント・バーン(鉄道)の略なのですがカタカナばかりだと読みづらいと思うのでBOBで、いいですよね。
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▲ブルーエンジェルス色というかモリワキ色というか。この配色は、この景色に最高にマッチしていた。以前は茶色っぽい色だったのをTVで見たような気がしたけれど気のせいかも。

ところで、このBOB。
メーターゲージなんです。
つまり軌間が1mジャストというわけで。
となれば日本の感覚からすると狭くて可愛いレールという印象があるのですが
いざ乗ってみると結構な速度で走ります。
「こんな狭いレールで大丈夫?」と心配になってしまいますが
数字にしてみると日本の標準が1067mm。BOBが1000mm。
その差は67mmなのだから、そのぐらいの速度が出ても問題があるとは思えません。
で、頂上を目指し、次に乗るのはWAB。
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▲例の江ノ電?たまでん?カラーのWAB。IMG_0336 (2)
▲新型車両は緑と黄色。カーブや遠景では、こちらのほうが絵になるかな。

WABはヴェンゲルン・アルプ・バーンの略です。カタカナだと読みにくいので以下同文(笑)
WABでクライネ・シャイデックを目指します。

目指します。

目指すのですが、ここで特徴的なのは右回りと左回りの2通りの方法があるということ。
「ただ登るだけなら1本で十分じゃん」
と思いますが右回りと左回りの2本あるというのが豊かさの象徴なのでしょう。
ワンウェイで山手線みたいに循環すれば、もっと人を運べるだろうとか思うわけじゃないですか。
でも、あえて右回りと左回りという2本の設定があることで景色も2倍楽しめるってもんです。
こりゃ凄い。
それから全線ラックレールっていうのも初体験です。
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動力車が勾配の下側につく関係で登りではプッシュ感が強いのですが不快な感覚はありません。
とても新鮮な感じがしました。
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▲この勾配。写真を撮っていると「あれ?自分が傾いてるのかな?」なんて感じてしまうぐらい未体験な勾配。

景色もいいし乗り心地もよく
何より乗っている人たちが皆、笑顔というのが最高に気分いいと感じます。
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▲カランコロンとカウベルの音が鳴り響く。その中を電車が登ってゆくというのが、ここでは普通の光景。慣れちゃう前に撮らなきゃね。

こうやって純粋に景色を、旅を楽しんでいる姿って
いつの間にか日本中から消えているから尚さら強く印象に残りました。
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▲完全なるバリアフリーではないけれど鉄道員さんたちが連携してさりげないエスコートをしているから誰でも安心して旅することができる。そしてまた最高の笑顔が見られる。いいスパイラルがそこにはあった。

鉄道写真を撮るにゃ最高な国

スイスで、まず感じたのは「スイスって鉄道写真を撮るにゃ最高だ」ということです。
治安がいいし英語も通じる。何より駅や交通、全体のシステムがツーリスト向けなんですね。
駅を例にとって見ても、すぐ分かるのですが
誰もが旅をしやすいよう本当によく考えられています。
トイレも本当に綺麗だし。
この姿勢は日本も見習わなければならないと感じました。
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▲駅は本当に綺麗に掃除されており感心してしまう。それが無人駅であっても変わることはない。
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▲コインロッカーが便利。荷物を少なくして歩きまわることができるから。
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▲この駅には日本語の案内が。ちょっとびっくり。
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▲駅にあって驚いたのが、この工具。山に行く人も自転車の人もスキーの人も自由に使うことができる。スイスだけあってPB製。こりゃ嬉しいでしょ。
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▲また凄いと思ったのは利用客の少ない無人駅でも、こんな表示があること。あと何分で来るのか一目でわかる。そして時間通りに電車はやってくる。


何より今回訪れたユングフラウ鉄道グループの車両がまた可愛い。
これって大切なことですよね。写真を撮るうえでは尚更。
微妙なところをついてきます。
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▲ミューレンまで行くBLM。配色も日本人にとって馴染みやすい色じゃないだろうか。
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▲こちらはWAB。江ノ電というか、たまでんというか。

日本人がパッと見ても、それほど違和感ないって言うんでしょうか。
それでいて異国情緒も、しっかり感じることができるんですね。
実に絶妙な可愛さだと感じます。

さらには駅だけで撮影するわけにはいかないから隣の駅まで歩くでしょ。
そのトレイルもしっかり整備されています。
整備って言っても舗装されているわけじゃありません。
多くはガレた道です。
それでも見た目より、ずっと歩きやすいと感じることでしょう。
こんなトレイルを歩きながら、走りながら撮影地を探してゆくというのは最高にエキサイティングなことです。

歩いていれば喉が渇くものですが用意しておいたペットボトルの水はすぐにカラになってしまいました。
北海道で撮影している時って、やたら喉が渇きませんか?
あんな感じです。やはり乾燥しているからでしょうか。
でもトレイルや駅周辺には、こんな水飲み場があるんですね。
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▲これがあると嬉しい~

バツ印やドクロのマークがあるところは「飲んじゃダメ」のサイン。
でも、それ以外ならば最高においしい水を好きなだけ飲むことができるというわけです。
ペットボトルにも補給できるのですが、やはり持ち歩いていると冷たさはキープすることができません。
そこで次回は保冷ボトルを持って行こうと思いました。
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▲実は最初はスーパーでお水を買っていた。自転車に乗っていても飲みやすいタイプの飲み口だから便利だったけれど、ずっと持ち歩いていたせいか最終的にはベコベコになっちゃった。

徐々に実感

先日お会いしたHさん。
Hさん夫妻は以前、日記に書いた台湾紀行を見てすっかりその気になり
同じ場所を巡ってきたのだとか。

同じ場所で写真を撮り
同じ場所でぼったくられ同じような人と会ったというのです。
この手の話しは今までにも聞いたことがありました。

でも、そんなHさんが「今年は9月に休みがとれたんです。どこへ行こうかと思ってて」
「スイス面白いですよ」と私。
次の日には「今HISに来てます。スイスに行きたくなっちゃいました。ってなわけで、またアドバイスしてください」
ということは日記で早くアップしろと言われているような気がしたので、まとめてみましょう。

スイスの写真は現在、リングキューブの9Fにプリントしたものを展示しています。
こちらは毎週、写真が入れ替わっており今は3クール目。
こちらも、ぜひご覧ください。

それじゃスイスにGO!です。




「広田君、スイス行きたい?」
ちょうどTVでスイスの鉄道特集を見て、すっかりその可愛らしさにやられていた瞬間だったから
「行きたいっ!」と叫んでしまいました。

実は、この仕事を始めるにあたって「海外とか仕事で行けるんじゃないか」なんて考えていました。
自分が幼い頃の父もそうだったし。
でも、ある日のこと先輩にそんな話しをしたら「甘い!。もう、そんな時代じゃないよ」と聞き
ちょっと残念に思ったことがあります。
それでも諦めていませんでした。
願っていること全てが叶うわけじゃないけれど願っていれば、いいこともあるもんですね。
スケジュールその他、色々とクリヤーにしなければならない問題はあったものの
結果的にスイスに向かうことができました。

飛行機に乗るまでは忙しかったけれど乗ってしまえば、それまでの日常とはガラリと変わり超スーパー暇。
なにしろ12時間、何もすることがないっていうのはそうそうあるもんじゃございません。
それでも窓の外がずっと明るいせいかNYよりは楽しい眺めでした。
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ビジネスクラスということもありウェルカムドリンクでシャンパンスタート。
料理もおいしいし、いつしかウトウトと・・・

実は今回は父が先にスイス入りしていました。
同じ期間、一緒に行くということも選択肢としてはあったのですが同じ場所に2人いても仕方ありません。
時期をずらすことのメリットの方が多いと判断したのです。
この時期は高山植物が咲き乱れるのですが少しずれると前でも後でも少し殺風景なものになってしまいます。
2人が、それぞれ居る期間をずらし合計して長く居ることによりチャンスを確実なものにすることができます。天候にしても同じことが言えるでしょう。
また機材のこと。持参するボディが同じEOSということもあり周辺機器や今回のために用意するグッズも共用できます。しかも現地に入り、そのまま置いておき、それを受け取ることで荷物も減らすことができるというわけです。
また先行した父の情報というものも大いに役立ちました。
今回は天気や植物のことも含め後発だった自分のほうがおいしかったかもしれません。
そんな父とは、まさに入れ違い。間もなく着陸という1万メートルの上空ですれ違いました。
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チューリッヒ空港から今回、集中的に撮影する場所までは特急で2時間ほど。
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流れる車窓も、ちょっと感動的じゃぁありませんか。
電車の窓が開かず空気が吸えないからなのか12時間という時間が短すぎたのか
まだ「スイスにいるぞー」という実感は乏しいのですが
それでも、こんな機関車が併走します。
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「これ、この前TVで見たやつだ~」なんて。
かわいい駅舎や家。スケールの大きい牧草地や信じられない色をした湖。
そんなものを眺めていたら2時間はあっという間でした。
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今回の宿泊地であるインターラーケンの街に到着です。
「まずは街歩きでしょ。」
と荷物を部屋に入れるとすぐ散歩です。

とにかく建物がかわいい。さらに、建物の奥にはどっちを向いても凄い山々が見えるのだから
「あぁ本当にスイスに来ちゃったなぁ」
なんて、どんどん実感しはじめてきました。

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かわいいのか?

「うわぁ~凄いメンバーだぁ」
4日の夜お食事に連れていっていただきました。
なんと普通に考えたら、それぞれ無関係と思われる3社の偉い方々が目の前に。
しっかり包囲され「やばい、怒られる」
と思ったら最高にエキサイティングなお話しになりました。
ここから「面白いことが始まるぞ~」という手ごたえを感じています。
最後はバー・パノラマで〆。
そのまま都内ステイで5日はクラブ・ツーリズム小海線撮影ツアー。
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やはり1000m越えということもあり空気は乾燥していて爽やかです。
6日は幾つかの打ち合わせをしながら時々銀座鉄道。
受付の横にはNゲージが登場しました。
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本当はジオラマを置きたかったんですが直射日光が当たる場所であること。
それからお子さんが見られる場所。つまり触れる位置にあることやメンテナンス、色々と考えるとレールだけというのがベストだろうと判断。
このような形でスタートしました。

8Fには鉄道色カメラも展示されています。
ひたちなかのカラーです。
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車体の忠実な色でも塗ってみたのですが小さなものに塗ると今ひとつ。
そこで薄味に調色してみたところ見た目の印象が近づきました。
不思議な話しですが、これって写真にも当てはまることですよね。
色って面白い。

今回は特に「ひたちなかカラー」とは書いていないのですが分かる人には分かってしまうようです。
それでもグリーンのCX3は江ノ電にも、たまでんにも見えるようで中には東北の新幹線に見える方もいらっしゃいました。
GXRは旧国鉄色、183系、横須賀色、583系・・・
やはり見る人それぞれに連想してしまうみたいで、こりゃ大成功かも。

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でも、この色って鉄道好きな方が見れば「!」だけど一般の方々が見たら微妙だろうなって思うじゃないですか。
ところが意外と受けがいいんです。
「かっちぇー」「かわいい」
うーん分からない・・・

さてさて
本日は15:30よりギャラリートークでございます。
会期中、唯一のイベントデー。
それでは出発進行!
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8Fの「また旅ゾーン」からはスカイツリーが頭を出してきましたよ。

暑っ


今日も銀座は暑いです。
普段なかなかアイスコーヒーを飲む機会はないけれど今日はアイス以外考えられません。
でも本当に飲みたいのはジョッキがカチンカチンに冷えた黄金色のアレかな。
日が暮れるまでガマンです。


大丈夫・・・なのか?

毎日毎日本当に暑い日が続いていますね。
こういう時こそしっかりしなければならないと思うのですが

こちらのコラムでは便座4丁目になってるし。

こちらでもカメラの名前を見事に間違えてるし。

暑いですからね。
今日は午後、基本的に在廊しています。
ちょっと打ち合わせに出てしまうこともありますが見かけたら声をかけてください。

別に綺麗じゃないけどね。

「当たり年」
クリエイターの世界では、そう言われることが多い1968年前後生まれですが同時にワンメイク世代とも呼ばれています。
プラモデルでは仕上がりよりも独創性が物を言う時代でした。
そしてバイクやヘルメットなんかも既製品をそのまま使う人はいなくて何かしら手を加えずにはいられない。そんなヤツばかりの中で育ちました。
とにかく同じ自転車、同じバイクが多かったから、その中で速さ、パワーを上げようとして失敗したり塗装したらノーマルより汚くなったり。
手を加えたいけど売ってるパーツは高価で手が出ない。だから自作です。
ホームセンターが、まだそんなにない時代だったから金物屋のおじさんと相談しながらアドバイスをもらったり。
とにかくお金がないなら頭を使うわけです。
分からないことがあったり、できないことがあると工場とかに行って話しを聞きにいきました。
すると部材とか分けてくれたり信じられないほど安く加工してくれたり。
そんな職人さんとのやりとりで、ずいぶん勉強になりました。
金属って、こういうものなのか。
塗料って、こういう性質なのか。
もう色々。
そういった意味ではカスタムが楽しめた時代だと感じます。

今は街に、小奇麗なものが増えました。
でも「カスタムしました」って言うもののオリジナリティは見えてこないものばかり。
「買ってきたものをつけただけじゃん」
だから同じ姿の物があふれているわけです。
でも、それって自由にお金が使える人たちに対するコンプレックスだったんだろうね。
そういや昔カワサキが変なバイク作ったじゃん。
外装とかシートとか選べるやつ。たしか250ccだったかね。
あれ買って「どうだ、すげーだろ」って自慢しに来た友達に対して「ただ色を選んだだけだろ。偉くないぞ」って言っちゃったよな。
なんで思い出したかっていうと、最近そんなカメラあるじゃん。
あれって売れてんのか?
知らねー

なんてことを先日、同世代の友達と飲みながら話していました。
「また泥臭いカスタムしようよ。お互いの分野でさ」
という友人との約束を銀座鉄道では果たせるのが、ちょっぴり嬉しかったりして。

現在はリングキューブに、ひたちなかカラーのカメラが2台、展示されていますが近々これを加える予定で塗装していました。
GXRを初めて見たときに「ユニットカメラだったら、こんなことができるなぁ」
と、ぼんやり考えていたことが実現します。

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別に綺麗じゃないけどね。
バッグをあけて、これが入ってたら楽しいじゃない。
少なくとも自分はハッピーになれる。
自分たちの世代のカスタムって、そういうものなんです。

小湊鉄道サイクルフォトラリー無事終了

「鉄道と写真と自転車の相性は最高だ」
なんて、ことあるごとに叫び続けてきたのですが
多くの方々に知っていただくためイベントを開催したいと考えていました。

そんなある日、自分の自転車活動を支えてくださっているKSインターナショナルさんから
「面白いことやろうよ」
とお話しをいただき今回の小湊鉄道フォトサイクルラリーが企画されたのです。
今まで、こういったイベントは開催されたことがないこともあって構想の段階から色々と悩みました。
でも誰もやったことがないから、やってみないことには始まらないんですね。
このあたりは普段の自分がやっていることと共通することだから
楽しみながら進めてゆくことができました。
色々ありましたが、ようやく当日を迎えることができたのは、やはり最高に嬉しいことです。
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「あんまり晴れなくてもいいんだけどなぁ」と考えていたのに超夏日。
猛暑マークです。
でも夏休みっぽくていいかな。
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今回、用意されたヘッドマークです。
つい、こういうところに目がいってしまいますよね。
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かなり頑丈に装着されていました。
今回、同行ガイドとして参加してくれた武田 和佳ちゃん
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彼女はReadyGoJapanというチームで頑張っている選手です。
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しっかりモデルさんとしても活躍してくれました。

しかし皆さん楽しそう。
こちらは普通の車内。
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こちらはサイクルトレイン貸切の車内。
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落ち着いた大人ゼロ名・・・
正座して写真を撮っている人。それを見ている人に激写している人。
「レフ板になるぞ」と頭を丸めてきた人や席があるのに立っている人。
そして寝てる人。
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朝、早くの集合でしたからね。
でも車内の賑やかさに長くは眠れなかったみたい。
貸切で本当によかったです。
ちなみに上総村上の駅はこんな様子でした。
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「写真を撮るには最高だなぁ」なんて考え帰り道に立ち寄って撮影するのもアリかな。なんて思っていたら午後には刈られていました。
やはり写真は一期一会ですね。
しかし車内は相変わらずこの様子。
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こどもの遠足です。

さて、列車は終点の上総中野に到着。
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ムーミンのマークをつけた、いすみの車輛とサイクルマークの小湊車輛が並んでおり、なかなかレアな状態となっていました。
沿線にも撮影に来ている方が多く小湊全体が静かに盛り上がっています。
しかし暑いなぁ。
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それでも次の撮影スポットまで自転車を走らせます。
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スポットではサポートカーが待機していてキヤノンのカメラを自由に使うことができます。
これは大好評でした。
「カメラ運んでもらえるなら自分のカメラ持ってこなければよかったー」という声も。
気持ちは分かります。
でも1日目に参加された女性2名は、どういうわけか70-200mmなんか持ってきています。
タフすぎる。
私は今回、自前のPowerShotD10がメインというのに。
なぜか川にカボチャがどんぶらこと流れついていたので防水カメラの優位性を活かすふりをして涼をとっていました。
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撮っては走り、また撮る。ということを繰り返します。
こちらは月崎駅の近くにあるトンネル。
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荒々しいディテールを再現する方法、光と影の表現方法なんかをレクチャーしました。
でもトンネルの中って顔認識マークがやたら点灯するんですよね。
岩の模様がそうさせるのか、それともやはり居るのでしょうか。
なんてお話しをちょっと涼しくなったところで、また走ります。

次は駅撮影。
列車が来ない時刻に線路内で撮影させていただいたり普段は入ることができないホームで特別に許可をいただき撮影することができたり。ちょっと特別な撮影を楽しむことができました。
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▲不思議な女子たち。
待ち時間を利用してワカちゃんにモデルさんになってもらいました。
光の使い方やピントとボケ。その他色々と。
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そんな中、ボーグで撮影している人が約1名いました。
かなり怪しいです。

仲間と自転車で走りに行くとなれば、その走りを撮る。なんてことはカメラを持っている以上、避けて通れなかったりします。
そこで、その撮り方をレクチャー。
速いと思ったシャッター速度でも実はぶれているから、どうすれば細かいディテールまで再現できるのか。
瞬間的なフレーミング、ピントと被写界深度。また、なぜ逆光がいいのか。脚の位置。アングル。そのあたりを含めて色々体験していただきました。
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ワカちゃんに何度も何度も往復してもらい皆さんでカシャカシャと。
これは、いい練習になったのではないでしょうか。
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▲どの部分にピントの芯を持っていき被写界深度を、どう求めるか。
分かってしまえば簡単に前後輪の軸がしっかりと写りワイヤーやカーボン柄、ウェアの縫い目まで描写される。

ちなみに高滝ダムにある橋には、こんな絵が。
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これも鉄道写真ってことでね。

五井までの帰り道は、一休みしながら撮影してサイクリングしました。
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最後は小湊鉄道の本社会議室でプリントです。
キヤノンさんから大量にいただいたインクと用紙で思う存分プリントを楽しむことができました。
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今回、企画と運営をしていただいたKSインターナショナルさん
プロジェクトKさん
また、ほぼマンツーマンという状態でガイドしてくれた有志の皆さま。
主催してくださったReadyGoJapanの鬼監督こと須藤さん。
2日間モデルとしても活躍してくれた武田 和佳ちゃん。
施設を快く使わせていただいた小湊鉄道さん。
機材を大量に用意してくださったキヤノンさん。
暑い中、取材に来てくださった学研と、えい出版の方々。
それから何より一緒に走り楽しんでくださり完走した参加者の皆さん、本当にありがとうございました。
また遊びましょう!
最後に。
参加した方ほぼ全員から。また今回参加できなかった方からも多く聞いた「今度は涼しい季節で」という言葉は、そのまま主催者に伝えておきました。アタシも、そう思います!!!

でも、最高に楽しかったな。

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