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20ミリの楽しさ。

「今までのベストショットは?」と聞かれると、いつも困ってしまいます。
その時々で常にベストを尽くしていて、それに対して順位をつけることが難しいからです。
だから聞かれると「これから撮ります」なんて答えを、はぐらかしたりしていますが「今年のベストショットは?」と聞かれると、もう逃げ場がありません。

イメージを表現する作品は色々ありますが技術的に満足したものという意味ではこの写真があります。
広角レンズで後追いしたものです。
雪の中を走る列車を撮ると普通にカッコいいものですが特にどうってことなく終わってしまうもの。
「そこから先にあるもう1つの何か」を掴むには逆に悩んだりしますよね。
SL撮影や有名撮影地で撮ったもののように難しいものです。

そんな中から1つ1つ手繰り寄せていったのがこれでした。
雪をまき上げながら走る列車は前面より後尾の方が雪が付着して、いい表情を見せてくれます。
それを強調するならば後追いということになります。
望遠でアップにするのもいいけれど、自分らしさを出すために広角レンズを選びました。
それでいてパンフォーカスとなる絞りこんだ状態ではなくF4という微妙な線。
失敗すれば中途半端な写真になってしまいますが成功すればイメージしただけでヨダレが出そうなぐらい、いいのが撮れそうです。
こういう勝負はダラダラやってはいけません。
成功しても失敗しても1回限りで自分に楽しいプレッシャーをかけます。
失敗したらトリミングなんて、考えられません。それならもっとラクに焦点距離が少しでも長いレンズを選べばいいのだから。

ターゲットとなる列車がやってきました。
立ち位置を何度も修正しながら構えます。
なにしろ微妙なアングルの違いがモロに出るのが広角レンズのおもしろくて怖いところ。
狙うは画面いっぱいに雪だらけの車両。上下はスキマなし!
ファインダーに先頭が姿を現し後続の車両が過ぎてゆきます。
そして音が変わったその瞬間。連結器が見えた一瞬のシャッターチャンスがおとずれたところでシュート!

会心の一撃

(CanonEOS1D-Mark2&Carlzeiss-Jena FLECTOGON 20mmF2.8 1/2000sec F4 ISO200)
日記の写真では、なかなか細かいところまで見えないと思うので、この写真を壁紙カレンダーにしますね。

バッチリ決まった満足感は他のレンズじゃ得られないものがあります。
来年は広角レンズで楽しんでみませんか?

今年は本当に色々な面で自分自身が楽しみながら撮影することができました。
また来年も勢いを止めることなく進んでゆきたいと考えています。
また日記が毎日更新できたのも毎日見ていただいている方々の「楽しみにしている」との声があったからこそだと感じています。
今後も電波のある限り更新しつづけていきたいと思っておりますので宜しくお願いいたします。


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