年末の津軽ロケ1 恐怖の道中

「津軽鉄道の撮影をしてきてください」
という、仕事の依頼があったのは昨年の暮れのことでした。

ここで問題になってくるのが季節感です。
天気図を見ると、まとまった雪が降りそうな気配・・・
少し不安になり担当の方に「雪のシーンばかりでOKなのでしょうか」と訊くと
「特に問題はありません」
とのお返事。
クリスマスまであと僅かという時期ではあったものの津軽に向かいました。
津軽までは、だいたい700kmですから快適なスピードでも普段は8時間もあれば着いてしまいます。
「お昼頃にアトリエを出たから夕飯は青森だなぁ、さて何を食べようか」
あれこれ考えながらヨダレを垂らしていると電光掲示板に「ユキ走行注意」なんて文字が書かれていました。
「いいぞ~明日は美しい雪景色が撮れそうだ」
なんていう反面、大雪となると運転が大変だ」なんて不安もちょっと。
そのまま走ってゆくと、いきなり白い世界に突入しました。

今シーズン初のまとまった雪でさらに突風が吹き荒れているということもあり事故が続出しています。
普段であれば引き返していたでしょう。
でも津軽に到着しないことには仕事になりません。
事故に巻き込まれないよう細心の注意を払いながら走行を続けます。
あちらこちらに出現する吹き溜まりを避けるためには緩やかなブレーキと緩やかなハンドル操作が必要で周囲の車も速度をぐっと抑えています。
結局、青森まであと100kmという道のりに5時間ほどかかってしまいました。

日付が変わる頃に到着した青森。
当然のことながら夕飯を食べられそうな食堂はありません。宿もまたしかり。
さみしく氷点下車泊となりました。
いやぁ本当に寒かった。

1_MG_8645.jpg

でも、寒さのおかげで寝坊することはありません。
早朝から極上パウダースノーのなか撮影することができました。

1_MG_8838.jpg

   つづく



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