二本のレールが語ることVer1.02

昨年キヤノンSギャラリーで写真展を開催させていただいたあと その写真たちは北海道に渡りました。 そちらで写真展を開催させていただいている最中 実はひとつ悩んでいることがありました。 「写真展が終わったあと写真をどうするか」 という問題です。 選択肢は2つ。 ひとつは、私の自宅に持ち帰る。 もうひとつは廃棄処分。 なにしろ100枚以上の大判プリントです。 樹脂製のパネルについているから 全体を重ねると想像を絶するボリュームになってしまいます。 自宅に持ち帰っても一部屋つぶれてしまうことは避けられません。 倉庫を借りて収納という手もありますがスペースを考えると 月10万円オーバー。 現実的に「ちょっとねぇ」というところです。 かと言って捨てるのも忍びない。 どうしたものかと考えていると ギャラリーの館長さんが 「東川で引き取りたい」 と言ってくださるではありませんか。 「ギャラリーのスペースが空いているときに展示すれば北海道の人も喜ぶでしょう」とのことです。 写真の町である東川では写真愛好家でもなく鉄道ファンでもない普通の方々が写真を芸術作品として見に来るのを間近で見ていました。 このような素晴らしい町に貰っていただけるなんて こんなに嬉しいことはありません。 それが有効活用されるならばなおさらです。 考えてもいなかった利用方法に父も私も意見は一致。 こうして写真たちは北の大地で過ごしていくことになりました。 Photo by飯塚達央さん http://www.photoseason.net/ それから二ヶ月。 「この写真たちを使いたい」 とうお話しが舞いこんできました。 8月に3週間展示したいとのことです。 ここで少し考えました。 とても嬉しいと思う反面 「もう3回目」という気持ちも正直なところあります。 プリントして既に一年たっているわけで「今の自分が撮る写真から見ると過去のもの」といった感じは否めません。 そのあたりの折り合いをつけるには入れ替えるかどうするか。 少しだけ悩んでいたのですが父曰く 「おれなんて何十年前の写真もある」 そっか。 中途半端なことはせず プリントされている写真たちを見ていただく。 写真展本来の姿です。 会場の大きさはそれぞれ違うものですから足したり引いたりで、その場に合ったレイアウトを考えればいい。 だから自分のなかでは「バージョン1.02」という感覚で取りくんでいこうと考えています。 日程は8月2日より8月22日までの3週間。 新宿御苑駅大木戸門出口より徒歩数秒! ギャラリー円月で開催されます。 イベントなども企画しておりますので 今しばらくお待ちください。

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