フェルメールブルーの凄いヤツ。

「ロマンスカーが地下鉄を走るんだって」 そんなことを聞いたのはずいぶん前だったように記憶しています。 当時は「便利になるなぁ」ぐらいにしか感じなかったのですが よく考えたら凄いことですよね。 地下鉄の仕様に適合させなければならないのですから大変なことです。 そんなわけで個人的にも興味が出てきた60000型MSE。 お披露目に出席してきました。 通常、車両の公開というのは基地に被写体がドカーン置いてあって 「さぁどうぞ」 といった環境で行われるのですが今回はちょっと勝手が違います。 いまだMSEは姿が見えないという状況。 車庫の前に貼られた幕。 その前にコンパニオンのお姉さんが二人。 う~ん、どんな演出が待っているのだろう。 まさか「さぁどうぞ」と車庫の中で撮影ということもないでしょう。 もし、そうなったら「引き」がないうえに暗い中で撮影しなければなりません。それだけは勘弁・・・ でも、そうではなさそう。 おや?幕に照明が当たりはじめました。 レフレックスレンズのボケを連想させるドーナツ状の照明。 そのリングには、かすかではあるものの煙のようなものが横切っているのが確認できました。 「これはスモークだ!」 そう確信してカメラの設定を変更。 ギャンブルです。 でも、そう信じたらやるしかありません。 頭の中でシュミレーションを繰り返し姿を現すであろう60000型を想像します。 そうこうしているうちに幕が外されました。 うひゃ~ ど派手な登場です。 ISO50でNDフィルターを装着してあるので超スローシャッターです。 撮りたかったのは、こんなシーンでした。 せっかく動いているのだから止まった姿を撮るのももったいないということで。 自分の仕事では、このあたりの写真を使うことはまずありません。 ならば自分なりの写真を撮って楽しんでしまおうと思ったのです。 スモークの後は歩く速度ぐらいでMSEが移動していきます。 というわけで架線柱を避けながら流し撮り。 こんな場所にNDフィルターを装着している人はいません。 ちょっと場違いな恥ずかしさもありますが、事前の会見で本格的な試運転はまだまだ先ということを聞いていたので、こんな写真が撮りたかったんです。 普通の姿写真も撮りましたが、そのあたりはRM名取編集長のブログで公開されると思うので、そちらをご覧ください。 MSEがVSEのマイナーチェンジではないことがしっかり解説されると思います。 ※題名にあるフェルメールブルーはMSEの車体色。フェルメールと聞いてピンときた方も多いはず。そう、有名な「牛乳を注ぐ女」などを描いたオランダの画家から名づけられたということで、なんとも贅沢な話しですね。またフェルメールといえば、そのパターンが優れていることでも有名です。シンボルカラーであるバーミリオンもキラリと決まってフェルメールの名に恥じない仕上がりとなっていると思います。

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