ミラーの魔術

いつだったかロシア製レフレックスレンズについて雑誌に書いた覚えがありますが、そのときは300mmと1000mmを紹介しました。 かなりキワモノ的存在であるロシアン・レフレックスは500mmも発売されています。 にもかかわらず手を出さなかったのは父のZEISSミロター500mmF8を使ってしまったことからでした。 ツァイスの500mmは凄いんですよ。 普通に綺麗だし軽量コンパクトなので持ち出すには最高のレンズでした。 ずっと使っていようと思ったのですが 「おれ、また使いたいなぁ」 という父の一言で泣く泣く返却。 自分でも持っておこうと中古カメラ店を回ったものの状態がいい物は高価だし全然手が届きません。 「いつかは父が飽きてまた自分のところに来るだろう」 そんな甘い考えが頭をよぎりロシア製の300mmと1000mmを手に入れたのです。 2本のレンズは活躍してくれています。 ところがレフレックスレンズの特徴であるリングボケをコントロールしようとすると、あの500mmには到底かないません。 肝心のミロター500mmは父が作品撮りで気に入って使っているようで写真展でも、かなりの数を出しています。 当分、飽きそうにありません。 「じゃぁ自分の500mmを買うぞ」 そう考えたわけです。 ところが、やはり例の500mmは高価・・・ ということで、またしてもシャラポワの国で作られたレンズがターゲットとなりました。 500mmにはF8とF5.6がリリースされていることは知っていました。 もう悩むこともなくF5.6が欲しくなりますよね。 持っている方に「売りませんか?」 と聞くと「使ってるからダメ~」 この一言は残念だったものの、嬉しくもありました。 だって実用として使っているということですから。 しかし以前は結構どのお店(マニアック系に限る)でも置いてあったはずのレンズですが最近はまったく見なくなりました。 新品で作られなくなったとか、そんな噂を聴いていたから長期戦覚悟ですね。 近頃はWebも見ている時間がなかったのですが久しぶりにKING2さんのホームページを覗いてみました。 「やっぱり、ないよなぁ。あるわけないか」 諦めたものの、勝手に手がF5のキーを打っていました。 すると画面が更新され何やら変化が出たようです。 新着情報に500mmF5.6が入荷されているではありませんか。 超ラッキー! そのままポチっと瞬間買いしていまいました。 ▲これで3レフ兄弟が勢ぞろい☆ しかーし、ここで問題が。 20Dに着くのだから単純に40Dにも装着可能だと思っていたんですよ。 でも気づかなかったけど40Dはカタチが少し違うんですね。。。 当たる~っ☆ ▲上20D 下40D 僅かな差が明暗を分けた~ つまり、そのままでは装着不可能ってこと。 マウントの位置を前方にオフセットすると、どう計算し直しても無限遠が厳しそうだし。 まぁキスデジや1系EOSには使えるんだし、40D以外で使うことにしましょう。 使ってみると、やはりシビアなレンズです。 ピントを少しでも外すとベローンとした、どうしようもない絵になっちゃうけど、決まったときのハッとするような立ち上がりはクセになりそう。 ▲しかしデカいなぁ。F8の500÷8=62.5mmというレンズ径に対してF5.6は500÷5.6≒89mm。バッグの中で普通に収まるサイズじゃなかった。 計算すれば、すぐ分かることなのにミラーの魔術というやつにやられてしまったようで。 ---またしても中毒か---

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