長~い

以前こんな写真を撮ったことがあります。

scom.jpg

どうしても真横で細密な写真が必要でした。
必要な画素数は54720800画素。
そんなカメラは持ってません。
しかも10:1のパノラマで。
全くもってあるわけがない。

そこで考えました。
EOS1D-MarkIIは短辺が2336ピクセル。
ならば10枚撮って、くっつければなんとかなる計算です。

ふふん♪
なんて鼻唄まじりで小湊鉄道に向いました。
駅に停まる寸前の、ゆっくりした速度になった車輌を正確に真横から狙えば連写でいけるでしょ。
ズームレンズのおいしい部分を使って歪曲収差をなくしながら
カシャカシャカシャッ。
「よゆーだぜ」
なんて、これまた鼻唄まじりで帰りパソコンの画面で確認して唖然。

「私負けましたわ」は逆から読んでも「私負けましたわ」です。
いや~まいった。

停まる直前のディーゼルカーですよ。

1/1500秒でシャッターを切れば間違いなくキリリとシャープな絵が出てくるはずなのに
ぼけているじゃありませんか。
ピントは間違いなく合っているのに何故?


そう、被写体ぶれでした。
細密な絵には程遠くリベットのディテールなんて確認できないほど、ゆるい写真です。
こうなったらリベンジでしょう。

作戦としては流し撮りしか考えられません。
この時期は動きというものを、とことんまで考えました。
流して1枚戻ってさらに流して1枚・・・
1度でも失敗したらやり直しです。
結局すべての車輌が細かい部分まで描写されるようになったのは
通い始めて暫くしてからのことでした。

ようやく出来た写真を統合して一枚の写真が完成。
それは今見ても細かいディテールまで、もう見とれてしまうほど鮮明に写っています。
今のカメラで同じことをすれば、もっと画素数は稼げるし
縦位置で撮ればさらに大きく伸ばせるでしょうね。

999com.jpg
▲ちょっと大きく見ていただこうかと90度回転~でも。このブログだと縦999ピクセルまでしか表示できないんですって。というわけで、今回はこのぐらいで。


先日のトークで父が話していたことを聞いて、この写真が見てみたくなりHDDから引っ張り出してきたというわけです。
しかし重たい画像・・・

で、この写真は何のために撮ったかって?



実は自分の模型をつくるためでした。
で、その模型ですか?
未だ完成していません。
いや、途中までつくったんですよ。

でも実物をそのままスケールダウンしたら格好悪いのなんのって。
やはり模型はセンスよくデフォルメしなきゃダメなんですね。
このあたりは、それが分かる模型メーカーさんにおまかせした方がいいみたいです。

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