レンズの先っぽ

以前はフィルターを数多く持っていてシチュエーションに応じた使い方をしたのですが
最近は、あまり使わなくなってしまいました。

PLも少し前までは使っていたけれど。
広角でムラが発生するのは分かるけれど最近は標準域でも望遠域でも出てしまうことがあって。
普通に液晶で見ている分には分からなくても大きなプリントだと見えてしまいます。

なぜ?どうして?
自分なりに色々とテストしたり話しを訊きにいったりした結果だんだん分かってきました。
別に精度が落ちたとかじゃなくてカメラ自体の精度が急激に上がったことで追いつかなくなっているというのが実情のようです。
今はコントラストを高めるのとは正反対の方向にいってるから使わない人が増えたけれど
窓ガラスの中を映し出すには必要なんだけどな。
自分がオーダーで作ってもらったサングラスは偏光ムラが発生しないように枠に対してレンズをフローティングさせているのですが、そういった技術がフィルターにも使えれば少し精度は高くなるかも。
そんなことを考えてしまいます。

保護フィルターも以前は使わなくて最近「使うようにしてみよっかな」なんて装着したのですが
色々テストした結果、着けるのと着けないのとでは明らかに着けないほうが良い結果だったので
再度外してしまいました。

こうなるとフィルターは全然使わないのかということになるのですが
必ず必要なものがあります。

それがNDフィルター。
黒い奴ですね。


R0010391.jpg
イメージとしてはシャッター速度の調整というよりは絞りの制御という考えで使うことが多くなってきました。
昔は何も考えず絞りまくっていたこともあるけれど今は回折が怖いですから。
動画となれば、また少し考え方も違ってきます。
綺麗に撮ろうと思うと使えるシャッター速度が限られてしまうから低感度で撮っても絞りが追いつきません。
動画の場合は不思議と回折もそれほど嫌な感じにはならないことが分かったためギンギンに絞ったりもするのですが、それでも限界はありますよね。
そんな時に助けてくれるのがNDフィルター。

それぞれ明るさが違うものを何枚か用意して、その場にある光に合わせて装着します。
最初は、あれでもない、これでもない。なんて迷って試しながら取り付けていました。
でも算数ができれば迷わず選択できるんですね。
何事も考えなきゃダメってことを思い知りました。

時には複数枚を重ねて撮りたくなってしまいます。
動画だと、それほど問題にはなりません。
でも、これまたプリントや印刷だと良い結果になることは稀でした。
それ以来ちょっと封印しています。

もちろんブログに使うだけとか液晶で見るだけというならば何の問題もありません。
でも、せっかく大きく伸ばせるようなカメラを手にしたわけだから美しくプリントしたいと思ってしまうわけです。
もう失敗したくないという気持ちも強く持っています。

今は長い写真の時代から見たらまだデジタルカメラの黎明期。
もちろん知識だけじゃ、いい写真は撮れません。
でも自分が撮りたい世界があるから。
それには、できるだけ近づけたくて諦めたくないから日々勉強です。

本日の格言
「フィルターは考えてたよりシビアだった。」

そりゃそうだよね。レンズの先っぽに付いてるんだから。
失礼、あまりに軽視してました。

ブログ内検索

Facebook

月別アーカイブ

写真集「ここから始まる。」

book-hyoushi-2.jpg

被災地支援写真集
「ここから始まる。」
広田泉
販売中です!
寄付のご報告

QRコード

QRコード