不思議な立体感

「こんな写真ありますか?」

そんな連絡が入ると写真のセレクトが始まります。
でも、その前に
どう使うのか。
どういうイメージの写真か。
大きさや形。

そんなものを訊き自分でイメージしてから総合的に判断してセレクトしていきます。
そんな中で問題になってくるのが
「この横位置の写真、縦はありませんか?」
あるいは「ここに文字スペースが空いている写真をください」
というもの。
普段は作品づくりがメインとなるので画面の中を使い目一杯表現します。
ということは写真の中に余裕がありません。
そこで広告や表紙として使っていただく場合は改めて撮りおろすことが多くなってきます。

ところが今回いただいたお話しは季節が初夏で締め切りも間近というもの。
これから撮るのは不可能です。
そこで過去の写真からセレクトとなりました。

奥行きがあり立体感のあるもの。

ということで幾つかの写真をサンプルとして提出しました。
すると「これだ」というものにヒットしたようです。
写真自体は横位置でしたが縦でトリミングしても充分なクオリティが確保できるということで一件落着。

数日後、連絡がありました。
「あまりにも立体感があるので、より効果的に加工を施したいということです。
「おもしろそうだから、やっちゃってください」
そう答えました。

ある日出来上がってきた表紙は超立体的なものでビックリ。

9320552.jpg

レールと機関車がプレスで浮き上がっているじゃありませんか。
こりゃ書店に平積みされていたら目立ちそう。
それでいて吸い寄せられるような感覚になってしまいます。
もう何度となく見た写真なのに不思議。

肝心の内容はと言うと鉄道ファンが突然、選挙に担ぎ出されて当選してから世の中を変えていくというマンガです。
その名もテツぼん

9320554.jpg

書店で、ぜひお手にとって表紙を眺めてください。
大切なのはここからです。
そのままレジに持っていき笑顔で「これ下さい」と言ってみましょう。
あるいはポチッと!

テツぼん


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