画角をどう見極めるか

最近7Dと5D MarkIIの両刀使いをする人がめちゃくちゃ増えてきましたね。
その影響でしょうか。
「2つのカメラをどう使い分けているのか」という質問が本当に多くなりました。

2つのカメラを使ってみるとレスポンスや絵づくりなど違いは色々ありますが
大きな相違点と言えばセンサーサイズのが挙げられます。
そこで問題になってくるのが画角ですね。
質問に答える前に近頃は画角について、こんな考え方をするようになってきました。

慣れ親しんだ35mmフィルムサイズの場合
20mmが100度
50mmは45度
100mmで25度
だから200mmで12.5度。400mmだと6度ちょい。


アバウトではありますが。
これを覚えると、とても便利です。

35mmのフィルムサイズに換算してしまう方法もあります。
むしろ一般的ではありますが写真のもうひとつ大切な奥行きというものが自分の場合ピンと来なくなってしまいます。
だって50mmは50mmじゃないですか。
被写界深度、絞りなんていうものは50mmのままなのに、なぜ換算する必要があるのでしょう。
そんな疑問から角度だけを考えるようにしたというわけです。

普段の撮影はTVではなくAV。
マニュアル露出でも絞りが第一優先ですから焦点距離から繰り出される奥行きは、とてもとても重要。

私たちにとって三角定規の内角である30度、45度、60度、90度は馴染み深い角度ですよね。
自分が使っているカメラに置き換えてみると
5Dは50mmで45度。
7Dならば35mmで45度。
アバウトではありますが角度が正確に分かり尚かつ焦点距離と別々に考えられるということで凄く読みやすいでしょ。
7m先の車輌を撮るならば
35mmではF2.8で。
50mmならばF5.6で無限までピントが合う。なんて計算も一発で決まります。
これが「35mm換算だと35mmが50mmで・・・」なんて計算しちゃうと35mmの被写界深度がなかなか出てきません。
「50mmと35mm一体どっちなんだー」ってね。
特にスクエアや16:9など様々なフォーマットが使えるようになった現在では余計に混乱してしまいそうですが一旦画角と35mm換算を切り離して考えれば思った以上に分かりやすくなるものです。

時々「フィルムの画角じゃないとしっくり来なくて」なんて言う方もいらっしゃいますが
「じゃ、35mmで、どこからどこまで写る?」なんて質問をしてみると、これがまた曖昧だったり。

でも、今まで画角をぴったり当てられる人もいました。
その一人が魚住誠一さん

CP+バックヤードでの出来事です。
カメラを向けるやレンズを見て寄ってきました。

_MG_5120.jpg
カメラ発見、レンズを確認。

_MG_5121.jpg
おりゃっ

_MG_5122.jpg
怖っ

で、凄いのはここで止まるわけです。
撮る人が撮られる側の立場になっても、そのあたりは変わりません。
モデルさんとのディスタンスを常に考えているから画角がパッと出てくるのでしょう。
多分この時点で魚住さんには、どう写っているのかイメージできているのだと思いました。

考え方次第でAPS-Cは、もっともっと上手に。
そして自由に使えるようになるから
攻めた写真づくりが可能になります。

相対的に見て
速いシャッターを切ることができる。
あるコンディション下では回折に強い。

イメージとして
望遠で求めているものは豊かなボケ味
広角で求めているものはキリッとパンフォーカス。

だから広角撮影では7D
望遠撮影では5D MarkIIを使うことが多くなってきています。
全てじゃないけれど。

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