カメラ何を買う?

銚子電鉄の撮影会には往復ハガキという今どきスローな募集形式にもかかわらず応募が集まってきたようです。
そのなかで「これからデジタル一眼レフを購入しようと思っているから何か紹介してほしい」というメッセージが添えられていたようです。
「広田くん何がいいんだろう」
スタッフの方から訊かれたのですが悩みますよ本当に。
こういう相談は受けることが多いのですが、どうしても自分が普段メインで使っているカメラを中心に考えてしまうんですね。
だから、こういう質問や相談を受けたときはニュートラルな立場からお話しさせていただこうと思っています。
それともうひとつ。
「何を撮りたいのか」と訊くのもやめています。
今はまだカメラは特化していません。
今後は尖った性格のものが増えていきスタジオ用とフィールド用に完全に分かれていくのは確実だと思います。
それまでは何でも撮れるわけですから。

仕事柄、色々なカメラを使います。
中には発売前の試作品や、かなり昔のカメラまで様々です。
今も預かっているカメラがゴロゴロと。
だから、ある程度はストレートな意見が言えるかもしれません。
キッパリ言いましょう。

「現行で発売されているカメラにハズレはありません!」
あ~気持ちいい。
これが言えるような時代が来たんですね。
もちろんホワイトバランスやトーンの出方、サバよんだ液晶など写真を知っている人が見たら「?」という内容の部分があるカメラもあるでしょう。
でもトータルで見たら価格に相応しい内容になってきたし普段コンパクトデジタルやポジを使っている方ならかえって自然に見栄えがするかもしれません。
現在どのメーカーも方向が定まってきていて品質も安定しています。
デジタル一眼レフを買うのは今だと本当に思いますよ。
特にフルサイズに拘る必要もありません。
このあたりは今書くと長い文章になってしまうので潔く割愛(笑)
ただ、ひとつ言えることは
表面上のスペックに左右されてほしくない。
ということです。
量販店に行くと各メーカーから色々なカメラを手にとって触れるから実際、手にとって触ってみるのが一番ではないでしょうか。

予算のなかで買わなければならないものはボディだけではありません。
レンズやメモリカードは絶対に必要です。
バッグや周辺機材も欲しくなるでしょう。
また今後は画像ソフトを使い色々やっているとパソコンもパワーアップしたくなるでしょうしハードディスクも必要になってきます。
色々とお金がかかりますね。

それから一番大切なことがあります。
これは教室でも普段から言っていることなのですが。
「機材にお金をかけすぎて肝心の写真が撮れない。じゃつまらない」
ということ。
やっぱり思いついたときに撮影旅行とか行きたいじゃないですか。
写真って本当に楽しいことですし。

そう考えるとボディに必要以上にお金をかけると楽しいはずの写真が苦しくなってしまうんですね。
だから余裕を持ってカメラを買うのが、いい写真を撮るうえでの秘訣だと考えています。
いくらいいカメラを持っていてもシャッターを押さなきゃ写らないのがカメラですから。
逆に考えれば安いカメラでも、どんどん撮ったほうが絶対にいい写真は撮れるんです。
そのレンジで遊べばいいし考え方ひとつだと思うんですよ。
ノイズが出てしまうなら出ないように撮ればいい。
サイズが小さくて伸ばせないなら伸ばせる写真が撮れるよう工夫すればいい。
そういう工夫が必ず今後の写真にも生きてくるはずなんです。
そして確実に技術は残ります。
それって、かけがえのない財産じゃありませんか。
無理して高いカメラを買っちゃいけません。っていうのは、そういう理由もあるんです。

それでもモチベーションを保つためにも気に入ったカメラを買うというのは重要だと思います。
カッコいいカメラ。という理由でも構いません。
軽い、持ちやすい。というのも選択の理由として十分だと思います。
買ったら自分のカメラを好きになってください。
「コイツにいい光景をたくさん見せてやろう」
そんな気持ちが、やっぱりいい写真を生み出すのだと思うんです。


うーん長い日記になってしまった・・・
原稿を待っていただいている関係者の皆さま。
これからマジメに書きますので暫しお待ちを。

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