ヨッホでワッハッハ

こちらの地図を見てください。

※クリックで見やすくなります。
IMG_0481.jpg

画面下にあるKleine Scheideggから上に向かって線が伸びているのが見えるでしょうか。
これがユングフラウ・ヨッホに向かう線路です。

Eigergletscherまでは実線。そこから先は点線。
点線って、まさか。
こんな山の中をトンネルが掘れるわけないし・・・
なんて思っていたら本当に掘っちゃったんですね。
それも100年前に。

というわけでユングフラウ・ヨッホまで各駅停車の旅といきましょう。
まずはクライネ・シャイデックから乗車です。

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▲こいつ本当にかわいい。こんな可愛い電車が急勾配をグングン登ってしまうのだから恐れ入る。

アイガー・グレッチャーまでは基本的に地上走行。
外から見ていたより勾配がずっと急であるのが印象的でした。
駅の近くには、こんな顔のラッセル君が居ます。

_MG_9128.jpg
(許可を得て車庫内にて撮影)
時々整形塗りなおすみたいですが次に来るときは、どんな顔をしているんだろう。
これが山に潜るトンネルの入口です。

jb005.jpg

このあたりから草も生えない高さになってきます。
300mほど登っただけなのにクライネ・シャイデックと較べて酸素が薄いと実感せずにはいられません。

つづいて、ゆっくりと時間をかけながらアイガーウァント駅、アイスメーア駅と続きます。
この2つの駅は外に出ることはできません。
ホームから窓越しに外の氷河を眺めることができるのです。

jb007.jpg

登山家しか見られないような景色を電車に乗って眺めることができるのですから粋な計らいですね。
ちなみに、この2つの駅は往路しか停まりません。
10分ほどの停車で時間をかけることによって高山病になるのを少しでも防ごうという意味もあるようです。
標高は、それぞれ2865mと3160m。
富士山にも登ったことがない私にとって飛行機を除けば初めての高さです。

jb010.jpg

jb008.jpg

合計1時間弱でユングフラウ・ヨッホに到着しました。
まずは外の空気を吸おうと思いデッキに出てみると・・・

どういうわけか加齢臭カレーの匂いがしました。
地下にインド料理屋さんがあるのですが
その匂いのようです。
もうちょっと工夫してくれたらいいんですがね。
それでも、ここからの眺めは絶景であることに変わりはありません。
「いや~凄いところに来ちゃったな」
ここで海外の青年から声をかけられました。
「写真を撮ってくれないか」
「もちろん」
縦と横2カット撮ってあげたところで
「もしかして日本の方ですか?」
と流暢な日本語が彼の口から飛び出してきました。
「えっ、びっくり」
「ぼくハーフなんです。」
「おれ、どこの国の人に見えた?」
「最初は日本人かと思ったけれど一人だったから違うと思って。」
「そっか。一人で居る日本人はあまり居ないもんね。この中じゃおれと君だけだ」
なんだか急におかしくなり2人で大笑いしていると急に酸素が薄くなってきたようでフラフラしてきました。
とりあえず写真を撮って撤収~
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▲なぜか、こんなポストがありました。

帰りの電車は出発するや全員寝ています。
海水浴の帰り道みたいにダルく眠い状態が続くのは私だけではなかったようです。
しかし普段できるだけ進行方向に向かって座ることが多いのですが
この路線に限っては後ろ向きのほうがいいかもしれません。
というのも急勾配を降りてゆくのでお尻が前に滑って落ち着かないんですよ。
こういう経験も初めてでした。

クライネ・シャイデックには2泊しましたが
両日とも素晴らしいご来光&夕焼けを見ることができました。
山々が紅く染まっていく姿は感動です。
鳥肌が止まりませんでした。

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