まるなげまたひとつ

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会場となった東川文化ギャラリーは、とにかく広くてゆったりした空間。
地方に出かけても気にして見ているのですが
こんなに素敵なギャラリーは、やっぱり他にはありません。
まさに日本一と言えるでしょう。
そんなギャラリーの全てを埋めつくすように鉄道写真が並べられているのは、やはり嬉しい限り。

自分の写真を、どう飾るか。
大切なことです。

撮って現像してセレクトしてプリント。
それを並べて悩んで考えて、ひとつのストーリーを展開するのが常となっています。
もっとも悩むのが並べ方と飾り方。
額装から何から完全に把握していないと嫌だし
誰にも口を出されたくない部分でもあります。
だからニューヨークでも山形でも、どこにでも行くし何度か足を運んで様子を見たり。


でも今回の写真展に関しては、どうしてもスケジュールの都合もあり
ギャラリーの学芸員さんに展示をお願いするかたちとなりました。
何度か連絡をとりながら「あぁでもない、こうでもない」とやる方法もあったのですが
ギャラリーの壁の長さを計算して云々と言うより
雰囲気を知っている人が展示したほうが絶対によくなると思ったから初めての展示丸投げとなったわけです。

お願いして正解でした。
ちゃんと、それぞれの写真が持っているメッセージを読み取ってストーリーが完成していました。
ほぼ間違いありません。
This is a penが「これは鉛筆です」とするところを
「鉛筆ですよ、これは」になったぐらい。
それでいて自分じゃ絶対に考えつかなかった訴え方もしていたのです。

もし季節ごとに区切られていたら。
撮影地によって展開されていたら。

そんな写真展は誰も見たくないですもんね。
色々と不安はありましたが全部おまかせするってことは口出ししないってことでもあります。
だから銀座鉄道ではプロデュースという立場で関わったものの
今回は写真展というスタンスで臨むこととなったのでした。

でも、こうしてみると


今まで自分が持っていた頑固な部分。
それが、またひとつ柔軟な考え方に変わってきたように感じます。
今後は、こういうのを人におまかせするのもアリなのかもしれません。
つまり「マルカッチョ」できることが、またひとつ増えたわけで。
とは言うものの展示が面倒だからサボる。なんてことは絶対にしませんけど。

でも展示に関しては苦労したと思います。悩んだと思います。
本当にありがとう。

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