そういうカメラ

「2000FCってどうなの」
2ヶ月に一度は訊かれるのがこれ。
その多くはザワザワした場所からの電話で、焦っている様子。
どうやらカメラ店に並んでいるのを見て物欲に火がついてしまったようです。

R1083612.jpg


そういえば普段あまりお店で見ないカメラですね。
ハッセルってボディを買ってレンズを揃えていってマガジンを足して。という順序を踏んでいくと、ふとした瞬間にまたカメラに目がいってしまうんですね。
2000FCはボディだけなら、めちゃくちゃ安い物に出会えることもあるから、そんな2000FCを見つけた時に電話がかかってくるのでしょう。

レンズシャッターではなくフォーカルプレーンシャッターだから比較的安価な部類に入る改造レンズもつけられるし高速シャッターが使えるのが何よりの魅力です。

「カキーンというシャッター音も嫌いではないから結構重宝しているのですが先日ある方に「1/2000秒って本当に使えるの?」と訊かれ言葉につまってしまいました。
というのも1/2000秒でまだ使ったことがないことに気づいたからです。
もしかしたら使ったこともあったかもしれないけれど記憶が曖昧で。
ロクにテストもしていない証拠ですね。
やっぱりフィルムカメラって、せっかくだからあんまり深く考えずに撮りたいじゃないですか。
テキトーってことじゃなくて、その分被写体に向き合うパーセンテージが上げられるってことで。
それができるのがデジタルでは到底かなわない大きな魅力だし。

R1083611.jpg


とは言うものの、いつか質問されても答えられるよう今後は1/2000秒も積極的に使ってみようと思っています。
でも、あんまり使えるシーンというのも少ないかも。

ところで「どうなの?」と訊かれても
「買ったよ」という連絡はいまだに届いたことがありません。
普通に誰にでもおすすめできるカメラじゃないし
そういうカメラなんでしょうね。

もしレビューの依頼があっても(ないけど)私には2000文字を埋められるだけの自信がありません。
自分にとって、そういうカメラなんです。

ブログ内検索

Facebook

月別アーカイブ

写真集「ここから始まる。」

book-hyoushi-2.jpg

被災地支援写真集
「ここから始まる。」
広田泉
販売中です!
寄付のご報告

QRコード

QRコード